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2018/03/31

NEWS01

大相撲暴行問題 貴乃花親方の処分決定

(日本相撲協会 八角理事長)
「貴公俊に対する懲戒処分は出場停止1場所としました。
 貴乃花親方に対する懲戒処分は降格としました。
 貴乃花親方は、現在委員ですが、今回の処分により年寄となります」

協会が下した処分は
“1場所の出場停止”と“2階級降格”。

貴乃花親方は、ことし1月に理事を解任されて以降、
わずか3か月で親方衆の中で一番下の“年寄”となる。

ことの発端は、角界を大きく揺るがした元横綱・日馬富士による傷害事件。
被害者となったのが貴乃花親方の愛弟子、貴ノ岩だった。

以来、貴乃花親方は、協会の体質を痛烈に批判。
春場所が始まる前には、内閣府に告発状を提出。
協会との対決姿勢を鮮明にしていた。

しかし!

(3月19日 貴乃花親方)
「深刻な思いです。暴力は絶対にしてはいけないということを
 厳しく育ててきたつもりですが、こういうことが起こった」

弟子の貴公俊が付け人に暴行、加害者側になったのだ。
これまで暴力根絶を訴え続けてきた貴乃花親方へ“痛恨のブーメラン”。
親方の態度は一変した。

<3月25日 貴乃花親方>
「私の師匠としての責任は重いです。
 私自身ゼロから、すべてをゼロにしてスタートする」

貴公俊の暴行は師匠である自らの責任だと強調。

さらに水曜日(3月28日)には、“日馬富士事件”についても言及し、
一連の行動を謝罪した。

(3月28日 貴乃花親方)
「真実を追求しようという気持ちが強く頑なな姿勢をとってしまった。
 そして、協会に多大なご迷惑をおかけした。その思いでおります」

うつむいた貴乃花親方。
内閣府に提出した告発状は取り下げたと話した。

貴乃花親方の激変ぶりにこの人は…

(3月26日 日本相撲協会 評議員会 池坊保子議長)
「私は袋叩きにあったり、大変な思いをしましたけれども、
 こうして健康でまた皆様方にお会いできて大変幸せに思っています」

1月、貴乃花親方を非礼だと発言したことで多くの批判を浴びていた
相撲協会の池坊評議員議長。
会見で親方について言及は控えたが、終了後…
「天知る、地知る、人知る。神様っているんですね」と笑顔で話したという。
“因果応報”とでも言いたかったのだろうか。

さらに…

(3月28日 振分親方)
「年寄総会は殺気立っていたというのは確かです」

 親方衆が集まる年寄総会では、貴乃花親方への批判が相次いだという。

(高田川親方)
「本来なら契約解除の処罰にあたることを6個も7個も違反してるんですよね。
 契約解除が妥当じゃないかと言われた方もおられますし」

そして、正式な処分が決められた3月29日の理事会…。

(記者)
「貴乃花親方が、いま理事会の部屋に向かうためエレベーターから出てきました。
 ゆっくりとゆっくりと歩いています」

関係者によると、
処分を伝えられた貴乃花親方はおとなしく「はい」とだけ答えたという。
年寄へ降格となったが、
親方の仕事は今まで通り行い勝敗の判定や取組の作成も担うことになった。

(処分決定後の貴乃花親方のメッセージ)
「大相撲ファン並びに多大なるご心配をおかけした支援者後援者の皆様、
 そして相撲協会の皆様にご迷惑をおかけしたことを深く反省し、
 新たな気持ちで大相撲発展のためにも精進し、真摯に処分を受け止め、
 鍛練に励むことを貴公俊と二人で話しております」

(日本相撲協会 八角理事長)
「真面目に仕事をしてくれてまた組織人として改めてもらえればと思っております」

日馬富士の傷害事件に端を発し、およそ5か月。
“対立”は、ひとまず区切りを迎えたと言える。
 
…いったい“騒動”は、なんだったのか…。

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