ウェークアップ

毎週土曜 あさ8時〜

辛抱
ウェークアップ

NEWS

2018/03/24

NEWS01

米中”貿易戦争”の懸念 世界マーケットが動揺

(トランプ大統領)
「中国との貿易赤字は
 世界史上、最大で制御不能だ」

トランプ大統領がきのう中国に向けて発動した制裁措置。

通信機器など幅広い中国製品に高い関税を課すとし、
対象となる製品の総額は最大6兆3000億円規模になる見通しだという。

(中国外務省 華春瑩報道官)
「貿易戦争は望まないが怖くはない」
 贈り物(制裁)を頂いたら返さないと失礼。
 最後までおつきあいします。」

中国側は強く反発し、即座に報復措置を発表。

商務省はアメリカからの果物や豚肉など128品目、
3100億円相当の輸入品に追加で関税を課すとした。

(トランプ大統領)   
「アメリカが(各国より)後れを取るくらいなら
 貿易戦争もそんなに悪くない」

貿易戦争も辞さない"アメリカファースト"の姿勢。
その矛先は中国だけではない。

きのうアメリカが発動した海外からの鉄鋼に25パーセント、
アルミニウムに10パーセントの高い関税を課す輸入制限。
その対象国に日本が含まれているのだ。
 
(トランプ大統領)
「安倍首相の笑顔の裏にあるのは
 『長い間、貿易でアメリカを利用できた』という思いだが、
 そんな日々はもう終わりだ」

蜜月関係とみられていた安倍総理にさえこのトゲのある物言い。

韓国など7つの国と EU=ヨーロッパ連合への発動が除外されたが、
日本政府の反応は?

(世耕経産相)
「日本の商品は(アメリカでは)代替可能性がないものが多い。
 品目別の(関税が)適用除外となる可能性がかなりある」

世耕大臣はEUが検討していた
報復関税のような対決姿勢は取らないとの考えを示した。

「貿易戦争」への懸念が強まったことで、
ニューヨークや東京では株価が急落した。

制裁措置を発表したきのう。
トランプ政権にもう一つ大きな動きが。
安全保障担当のマクマスター大統領補佐官の退任が明らかになったのだ。

大統領はかねてからマクマスター氏の
無愛想な態度や物言いに強い不満を持っていたとされる。

後任となるボルトン元国連大使は強硬派で知られ、
北朝鮮に対する先制攻撃の正当性を主張する人物だ。

一方、先週一足先に解任されたティラーソン国務長官は。
 
(ティラーソン国務長官)
「ワシントンはとても意地悪な町にもなる
 しかしみなさんはそんなものに関わる必要はない」

大統領への皮肉とも取れる言葉を残し、政権を去った。

外交・安全保障のキーマンが相次いで入れ替わる異常事態。
後任となるポンペオ氏とボルトン氏はともにトランプ大統領に考えが近い強硬派だ。

トランプ色を強め貿易摩擦も辞さない政権は
この先の米朝会談、世界経済にどのような影響を与えるのだろうか。

NEWS02
NEWS03
NEWS04

BACK NUMBER

btnTop