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2018/03/03

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JR新幹線の台車に亀裂 製造過程の問題が

(JR西日本 来島達夫社長)
「お詫び申し上げます」

今週水曜、
JR西日本と川崎重工業が相次いで開いた会見。
そこで明らかになったのは
新幹線の安全を脅かすずさんな管理の実態だった。

去年12月、新幹線N700系
『のぞみ34号』の台車で亀裂などが見つかった問題。

亀裂は長さ14センチに達し、
あと3センチで破断するところだった。
脱線事故につながりかねない亀裂の原因は何だったのか?

(JR西日本 平野賀久副社長)
「部材の厚さが薄かったため
 大きな亀裂に至ったものと考えられます」

JRが台車枠に求める基準で、
本来必要な厚みは7ミリ以上。
しかし問題の台車は4.7ミリしかなかった。
このため台車の強度が不足し、亀裂がさらに広がったとみられている。

亀裂が見つかった台車枠は川崎重工業の兵庫工場で2007年に製造されたもの。

基準に満たない台車はJR東海とJR西日本であわせて147台にのぼった。

中には問題があった台車より
さらに厚みが薄いものもあったという。
基準に満たない台車がなぜ147台も製造されたのか。

(川崎重工業 小河原誠 常務取締役)
「安全に対する意識、強度に対する意識はなかったと思います。」

去年12月、新幹線『のぞみ』の台車に
破断寸前の亀裂が見つかった問題。

基準に満たない台車がなぜ147台も製造されたのか?

(川崎重工業 小河原誠 常務取締役)
「班長が作業者に指示をした時に
 とにかく削り込んで調整をしなさいという指示を出しましたので」

川崎重工業は台車製造時、
ほかの部品と溶接する際
強度を保つために鋼材を削ってはいけないと社内規定で定めている。
しかし、外注先の鋼材の形にバラつきがあり
きれいに溶接できるよう
現場の班長が社内規定に反して削ることを作業員に指示していたという。

(川崎重工業 小河原誠 常務取締役)
「すべて班長の指示で
 この作業が実施されていました。」

社内規定や注意点が
現場の作業員らに徹底されていなかったことが主な原因だとする川崎重工業。

さらに作業内容を管理監督する部門も
作業の結果を確認せず、現場任せにしていた。

日本を代表する車両メーカーで
明らかになったずさんな品質管理の実態。
川崎重工業は今後基準に満たない台車の交換に対応していく予定だという。

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