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2018/01/13

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成人の日 振り袖レンタル会社が着付け中止 社長の行方は? 

これは昭和21年、埼玉県蕨市で
未来を担う青年を励ますため開かれた「青年祭」の写真だ。

蕨市によると、いまの成人式のルーツとも言われ、
昭和23年、これを受けて「成人の日」が制定されたとされている。

当時、女性はモンペ姿がほとんどだったが
高度経済成長の頃から多くの女性が華やかな振り袖姿で式典に臨むようになった。

そんな新成人を突然トラブルが襲った。

(記者)
「成人式は?」
(被害者)
「出ないです。着物も手元にないので両親に申し訳ない」

今週8日の成人の日、着物のレンタルや着付けを行う
横浜市の業者「はれのひ」と突然連絡が取れない事態に。
振り袖を着られない新成人が相次いだ。

一方、会場周辺のホテルでは、業者を越えた“支援の輪”が。
着付けができずにいたこちらの女性は
別の業者の助けを借りて何とか振り袖に身を包むことができた。

(母)
「おめでとう」
(被害にあった新成人)
「ありがとう」
(母)
「本当に良かった」

(被害にあった新成人)
「ちゃんと母に見せることができてうれしいです」

人生で1度きりの成人の日を襲ったトラブル。
警察には、きのうまでに850件以上の被害相談が寄せられている。

突然着付けを中止した
横浜市の振り袖レンタル業者「はれのひ」の篠崎洋一郎社長と女性役員。
一体、何があったのか?

「はれのひ」の従業員を知る関係者は。

(従業員を知る関係者)
「(従業員は)最後までできるつもりで準備していました」

従業員たちは
成人の日前日の深夜近くまで準備をしていたという。

だが、女性役員から電話で指示が。

(従業員を知る関係者)
「ヘアメークをする美容師と着付師がキャンセルになって
 来ないという話になったということでやめざるを得なくなったと」

従業員には、
“美容師と着付師が来ないので営業を中止する”と説明したという女性役員。

この指示を受け横浜市や東京・八王子市の店は成人の日当日、営業をとりやめた。

■だが、福岡市の店は
 女性役員の指示に従わず営業。

(記者)
「開こうと思ったのは?」
(「はれのひ」福岡天神店 運営マネージャー)
「当たり前だと思って。
 お嬢様たち泣かせるわけにはいかないからやりました。
 それは、“着付けの先生もヘアメークの方”も
『そんなことやっちゃいかん』って助けてくださいました」

美容師や着付師が駆けつけてくれたという。

その着付師を福岡市の店に派遣した東京の会社。
「はれのひ」から依頼を受けていたが異変に気付いていた。

(装いの道 堺文義本部長)
「ホテルのほうに確認しましたら会場費も払われていなくて
 当日成人式に着る貸し出す着物も搬入されていないと」

そこで、女性役員に電話でこう伝えた。

(装いの道 堺文義 本部長)
「こちらのほうで着付師が泊まるホテル代も全部出しますし
 そちらの会場費も場合によってはこちらでなんとかします。
 当社は“無償でやりますよ”とお約束したんですけども」

結局、派遣会社は着付師の日当やホテル代などの負担を強いられた。

多額の負債を抱えていた「はれのひ」。
債務超過はおととし9月期の時点でおよそ6億1000万円に。
また複数の着物卸売り業者などへの支払いが
5千万円以上滞っていることもわかっている。

2012年に横浜で店を開いてから
福岡や八王子など次々と店舗を拡大していった「はれのひ」の篠崎洋一郎社長。

関係者によると篠崎社長は、
さらにビジネスを拡大しようとしていたという。

(篠崎社長を知る関係者)
「(篠崎社長は)将来、中国でブライダル関係の仕事を
 人口も多いし、展開しようと思って時々中国行くんだみたいな話をしていました」

日本テレビは篠崎社長に取材を申し入れているが
連絡がとれない状況が続いている。

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