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NEWS

2017/12/23

NEWS01

日馬富士の暴行 “一部始終”判明

今週、事態は大きく動いた。

水曜日に開かれた臨時理事会。
その後、開かれた会見では
貴ノ岩の主張も盛り込まれた報告書が配布され、
事件の詳細が明らかになった。


発端となったのは九月場所の最中。
東京・錦糸町の飲食店での貴ノ岩の言動だ。
 
当時、休場中だった力士が、その飲食店にいたため、貴ノ岩が厳しく叱責。
言葉使いが乱暴だったとして、その場にいた白鵬の友人が注意し、口論となった。

この日の出来事が、後に白鵬の耳に入った。

今年10月の鳥取巡業中に開かれた食事会。
1次会の終盤に差し掛かったころ、
白鵬が9月の出来事に触れた。

(白鵬・吹き替え)
「だいぶ偉そうだったそうじゃないか。
 これからは俺たちの時代だと言ったそうじゃないか」

(貴ノ岩・吹き替え)
「そんなことは言っていません」

それを聞いていた日馬富士が2人の会話に割って入った。

(日馬富士・吹き替え)
「言っていないと言ってるじゃないですか。
 休場している若い衆が夜遅くまで酒を飲んでいるのを
 注意するのは正しいですよ」

暴力をふるった日馬富士は1次会では貴ノ岩をかばっていたという。

その後、一同は2次会のラウンジへ。

その席で、白鵬は…

(白鵬・吹き替え)
「若い衆もダメかもしれないが、
 お前もお客さんとケンカしては駄目だ」

再び9月の出来事に言及したという。
白鵬の説教が一段落したと考えた貴ノ岩はスマートフォンの操作を始めた。
すると横に座っていた日馬富士が…

(日馬富士・吹き替え)
「お前、大横綱が話をしている時に、
 何で携帯をいじっているんだ。おかしいじゃないか」

(貴ノ岩・吹き替え)
「いじっていないです」

1度は否定した貴ノ岩。
しかし日馬富士から追及され…

(貴ノ岩・吹き替え)
「友達です。彼女です」

(日馬富士・吹き替え)
「お前なぁ、横綱が話をしている時に、おかしいじゃないか。
 どっちが大事なんだよ」

日馬富士は素手で顔を1回叩いた。
貴ノ岩はその場で謝罪したが、日馬富士は睨まれたと感じ…

(日馬富士・吹き替え)
「なぜ、こんな態度を取るんだ。
 お前のことをさっきは守ってやったじゃないか。
 お前は横綱をなめているのか」

何度も素手で殴ったあと、
カラオケのリモコンで貴ノ岩の頭部を数回叩いたという。

貴ノ岩は協会に対し、
この時の気持ちをこう話している。

♪貴ノ岩
「自分では、無礼なことをしたと
は考えておらず、日馬富士がどう
してこのような仕打ちをするのか
理解できなかった。(J)その場
にいた者がもっと早く制止してく
れれば良いのに、なぜ誰も止めて
くれないのかとも思った」
 
◆事件後、貴乃花親方には
「酒に酔って階段から落ちた」と
 報告していた貴ノ岩。
 その理由は…

(貴ノ岩・吹き替え)
「騒ぎを大きくしたくなく、
 また告げ口をすることが男らしくないと思った」

さらに日馬富士の引退についても望んでいなかったという。

その日馬富士は、同席していた照ノ富士にも説教していた。

(日馬富士・吹き替え)
「何か聞きたいことがあれば言いなさい」

(照ノ富士・吹き替え)
「横綱、自分たちは思っていることは言えないんで。
 壁があるので」

(日馬富士・吹き替え)
「壁はお前たちが作ってるんだよ」

日馬富士は照ノ富士の顔を素手で叩いたという。

(照ノ富士・吹き替え)
「ごっつぁんです(ありがとうございます)」

(八角理事長)
「大相撲関係者の間に指導、
 教育のためであれば、
 暴力も容認されるという意識が残存していた」

暴行から数時間後の鳥取巡業中、
貴ノ岩は日馬富士の元に出向き謝罪。
2人は握手を交わしたという。

しかし、この謝罪は関係者が貴ノ岩に助言したためで、
本人は納得していないと話している。


最終報告を受けて関係者の処分も発表された。

暴力を振るった日馬富士は引退勧告に相当すると認定。
さらに同席していた横綱・白鵬と鶴竜には給与の減額処分が下った。

貴乃花親方については
相撲協会の聴取に応じていないため先送りに。

理事会に先だって行われた横綱審議委員会では
「理事としての責任を放棄している」
「言動は非難に値する」との厳しい意見が出された。

来週28日には再び理事会が開かれる予定だ。
貴乃花親方はそれまでに協会への聴取に応じる意向を示したという。

おととい、
力士や親方などおよそ1000人が両国国技館に集結。
暴力事件の再発防止に向けた研修会が開かれた。


(日本相撲協会・評議員会 池坊保子 議長)
「どうか皆様方、八角理事長を信じ心をひとつにして、
 協力しあっていただきたいと私は願います」

会場が拍手に包まれる中、
貴乃花親方は最前列でジッと前を見据えていた。

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