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2017/12/09

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IOCが決定 ロシアは平昌五輪不参加


(IOCバッハ会長)
「国際オリンピック委員会は、組織的なドーピングに対し
 制裁を科すことを決定しました。
 ロシア・オリンピック委員会をただちに“資格停止”とします」

ロシア選手団の“オリンピック出場禁止”。
この事態に…。

(メドベージェワ)
女子フィギュアスケートの女王。
ピョンチャンでは金メダル候補と言われている
メドベージェワ選手も
国を背負って出場できなくなった。

(メドベージェワ)
「私が約束できるのは、
 こうした状況でも皆さんを喜ばせるため全力を尽くして頑張ることです」

一方、今回の裁定を聞いた日本の選手たちは…。

(樋口新葉選手)
「ホントに自分のことに集中しないとって思って気を取り直しながら
 (練習を)やってました。
 出られたとしても出れなかったとしても、
 あんまり考えすぎないというか、そのことについては考えすぎないようにしたい」

(宮原知子選手)
「やっぱり、どの国の選手にもオリンピックには出場して欲しい
 気持ちはあるのですけど…。」

動揺が走った。

ことの発端は、2014年の
ソチオリンピックにさかのぼる。

ロシア人選手25人がドーピングの認定を受け、
11個のメダルがはく奪されるという事態に。

(16年7月報告書)
「隠ぺいや検体のすり替えなどがあきらかになった」

WADA(ワダ)=世界反ドーピング機構が
「ロシアは国家ぐるみでドーピングを隠ぺいしている」と発表したのだ。

その基になったのが、ロシアのドーピング検査機関のトップを務めていた
グリゴリー・ロドチェンコフ氏の暴露。

スポーツ界を揺るがすスキャンダルに迫った
ドキュメンタリー映画では、こんな告白をしている。

(ドキュメンタリーのディレクター)
「ドーピングはあなたが首謀者だった?」

(グリゴリー・ロドチェンコフ氏)
「もちろんイエス。」
       
ロシア・ドーピングの中心人物、ロドチェンコフ氏が語った
驚愕の内容とは…。


(CM)

ロシア選手団の平昌オリンピック出場禁止。
端を発したのは、
WADA=世界反ドーピング機構が発表したロシアのドーピング隠しだった。


その驚愕の内容を暴露したのが、
ロシアのドーピング検査機関のトップを務めた
グリゴリー・ロドチェンコフ氏。

(ドキュメンタリーのディレクター)
「北京でロシアは73個のメダル。
 その中でドーピングは?

(グリゴリー・ロドチェンコフ氏)
「30個」

(ドキュメンタリーのディレクター)
「ロンドンでは81個。その中では?」

(グリゴリー・ロドチェンコフ氏)
「北京より多い。半分がドーピング」

(ドキュメンタリーのディレクター)
「ロシアには、国家規模のドーピング体制がある?」

(グリゴリー・ロドチェンコフ氏)
「イエス」

(ドキュメンタリーのディレクター)
「ドーピングは、あなたが首謀者だった?」

(グリゴリー・ロドチェンコフ氏)
「もちろんイエス」

ロドチェンコフ氏は、
ソチオリンピックで実際に“すり替え”も行っていた。


選手の尿が集められた
ソチにあるドーピング検査機関。

分析を行う部屋の一角に木製の棚が置かれている。

そして、この棚を移動すると壁には、
“ネズミの穴”と呼ばれていた穴が。

写真でも確認でき、隣の部屋に通じているのだ。

ドーピングをした選手から採取した尿は
ロドチェンコフ氏がこの穴から外へ。

反対側に居るロシア連邦保安庁の職員に渡し、
代わりに問題のない尿を受け取っていたのだ。

(グリゴリー・ロドチェンコフ氏)
「プーチンが言っていた。
 『ソチでは最高の結果を出せ!我々の力を見せつけろ』ってね」

国家ぐるみのドーピング。
その背景にあるのは、
スポーツで愛国心を喚起し、ロシア復活を印象付け、
自らの権力基盤を強化したいプーチン大統領の思惑だと
ロドチェンコフ氏は話す。

実際、
ソチオリンピックの開催中、
プーチン大統領の支持率は急上昇、80%を超えた。
そして、閉会後…。

(2014年3月プーチン大統領)
「つらく長い航海の末
 クリミアとセバストポリが故郷の港に戻ってくる!」

クリミアのロシア編入に踏み切ったのだ。
さらに、今…

(プーチン大統領)
「支持をいただいてありがとう。ロシア大統領に立候補します」

ピョンチャンオリンピックの閉会後、
クリミア編入を宣言した記念日である3月18日、
大統領選に臨もうとしている。

選手たちがドーピングという形で
国家の犠牲になったのか…。

今回IOCは、これまでにドーピングで失格していないことや、
反ドーピング機関が推薦する検査の実施を条件に
“選手個人資格”での出場は認めている。

しかし、個人で出場した場合、
ロシア代表ユニフォームの着用は認められず、
国旗掲揚や、国歌の演奏も行われない。

女子棒高跳び、世界記録保持者のイシンバエワ氏は…

(イシンバエワ氏のインスタグラム)
「ロシア国歌も流れず出場せざるを得ないのはとても悲しいです」

一時はボイコットをすべきだと主張していたプーチン大統領も…。

(プーチン大統領)
「ロシアの選手の誰かが個人参加をしたい場合、
 それを邪魔することはない」

最終的な対応策は
今月12日にロシアオリンピック委員会が決定する。

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