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2017/12/02

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天皇の退位 2019年4月30日に 

先月、書道展を鑑賞された天皇皇后両陛下。
書の題材は
お二人が昭和時代から詠まれてきた和歌など
160首にのぼる。

これまでの歩みに
何を思われたのか…。

(天皇陛下)
「次第に進む身体の衰えを
 考慮する時
 これまでのように全身全霊をもって
 象徴の務めを果たしていくことが
 難しくなるのではないかと案じています」

退位の意向をにじませた
「お気持ち」表明から1年あまり。

きのう、24年ぶりに開かれた皇室会議。
天皇陛下の退位の日程について
安倍総理が衆・参両院の議長や皇族などから意見を聴取。
再来年2019年の4月30日に天皇陛下が退位、
翌5月1日に皇太子さまが天皇に即位し
元号を改めることが固まった。

(安倍首相)
「天皇陛下のご退位は約200年ぶりのことであり
 皇位継承に向けて大きく前進したことに
 深い感慨を覚えています」

当初は来年末の退位も検討されていたが、
年末年始は皇室で行事が重なること、
また再来年3月末とする案は
年度末に人の移動が激しいことや、
統一地方選挙が予定されていることなど、
国民生活への影響を考慮し見送られた。

政府は、来週8日の閣議で
退位の日程を定める政令を決定する方針だ。

30年余りで、その歴史に
幕を下ろすことになった「平成」。

(記者)
「今までで最も大きな火砕流」

平成3年、雲仙普賢岳の噴火災害では
ノーネクタイ姿で避難所を訪れ被災者に寄り添われた。

その後も数々の大災害の現場で
被災者を見舞われてきた天皇皇后両陛下。

東日本大震災の際にも、
被災者1人1人に言葉をかけ健康を気遣われた。

(天皇陛下)
「御身体の方はどうですか?」

戦後50年からは
激戦地・パラオなどを訪れ戦没者を慰霊された。

ことし6月、
退位特例法が制定されて以降も公務に邁進された天皇陛下。
先月には、陛下たっての希望で屋久島など離島を訪問。

おととし
噴火で被災した口永良部島の島民と懇談された。

「象徴」の意味を模索し体現されてきた天皇陛下。
退位後は、象徴天皇制の下で
初めての「上皇」になられる。
その位置づけが1つの焦点だ。

宮内庁は「象徴としての行為は
基本的に全て新天皇に譲られる」としているが、
「天皇」と「上皇」の「二重権威」を危惧する声もある。

(秋篠宮さま)
「そういうこと(二重権威)はありえないとはっきり言えます」

秋篠宮さまは「二重権威」という危惧に対し
「陛下はすべての公務を
次の天皇に譲る気持ち」だとしてはっきりと否定された。

さらに、皇族の減少が進む中、
公務の分担のあり方も課題だ。

退位に伴い、皇位継承順位第1位の
皇嗣殿下となる秋篠宮さま。
亡くなった皇族の職務を含めすでに多くの公務を受け持つ中、
皇太子さまの公務をどう引き継がれるのか。

(秋篠宮さま)
「想像がつかないところもかなり多くあります
 様々に試行錯誤をしていくことになるのではないか」

政府は、年明けにも
退位や即位の儀式について検討を始めるほか
影響を最小限に抑えるため
新たな元号を来年秋頃に発表する方向で調整を進める。

新たな皇室のあり方とは。模索が続いている。

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