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2017/09/30

NEWS01

衆議院解散に小池新党誕生 政権選択選挙へ

今週、新党を立ち上げたばかりの小池氏と
今月1日、民進党の代表に
就任したばかりの前原氏。
2人はきのう、会談に臨んだ。

(民進党 前原代表)
「これからいよいよ仲間として
 やっていくということで
 固い握手を交わして
 そして今後の政策、候補者調整、それを
 急いでいこうということで一致しました」
(記者)
 「衆議院議員全員を公認したい思いは伝わっている?」
(民進党 前原代表)
「もちろん」

(希望の党 小池代表)
「これから私ども政策に合致するのかどうか
 様々な観点から絞り込みを
 していきたいと考えております。
 全員をうけいれるということは、
 さらさらありません」

前原代表はすべての民進党議員の
希望の党での公認を目指しているが
小池代表はきっぱりとこれを否定。
2人の温度差が浮き彫りとなった。

今週月曜日、
伝家の宝刀を抜く決断をした安倍総理。

(安倍首相)
「速やかに 国民の信を
 問わねばならないそう決心いたしました
 28日に衆議院を解散いたします」

北朝鮮の脅威、
少子化に立ち向かうとして解散を決めた。

(安倍首相)
「この解散は
 国難突破解散であります」

なぜ今なのか?
野党は『森友・加計問題隠しだ』と批判。

解散表明に先んじること
およそ3時間半。
小池氏も勝負に出た。

(希望の党 小池代表)
「このたび
 “希望の党を立ち上げたい”と存じます。
 “私自身が立ち上げる”ということでございまして
 直接絡んでいきたいというふうに思っております」

国政はこれまで新党の準備を進めてきた
若狭氏に任せる、と発言していたのだが。

(記者)
「今日小池と知事が発表すると
 聞いたのはいつ?」
(若狭前議員)
「え~記者会見…少なくとも今日ですね」

側近も知らなかった新党設立会見。
2日後には
参加する国会議員14人とともに
結党会見に臨んだ。

会場にハイヒールの音が響きはじめた。      
党のPR動画だ。     

そして、本物の小池代表が登場。

(希望の党 小池代表)
「しがらみのない政治
 そして大胆な改革を築いていく新しい政治。
 まさに日本をリセットするために
 この希望の党立ち上げます」

会見で『リセット』を強調した。

新党結成には
かつての民進党議員8人も参加。
民進党は離党ドミノが危惧された。

(民進党 前原代表)
「どんな手段を使ってでも
 どんな知恵を絞ってでも
 安倍政権を終わらせようではありませんか。
 野党がバラバラでは選挙は勝てません」

捨て身の決意表明。

そして国会はその日を迎えた。

(衆議院議長)
「(日本国憲法第7条により)
 衆議院を解散する」

衆議院は解散。
この瞬間、衆議院議員は失職し
事実上の選挙戦が始まった。

直後の自民党決起集会では
安倍総理が檄を飛ばした。

(安倍首相)
「選挙のためだけに看板を変える政党に
 日本の安全を子ども達の未来を
 任せるわけにはいきません!」

一方、民進党は党の方針を決める
両院議員総会を開いた。

(民進党 前原代表)
「もう一度我々の理想社会をつくる。
 そのために名を捨てて実を取る。
 その決断をぜひ皆さん方に
 ご理解をいただきたいと私は思っています」

総会で前原代表が提案した
希望の党への事実上の合流。
一部、慎重な意見が出たものの満場一致で了承された。

(民進党 玄葉前議員)
「前原代表の大英断だというふうに思っています
 身を捨ててでも
 とにかく実を取るということで
 決断されたのは立派だったと思っています」

了承されたのは、
民進党が公認の内定を全て取り消し、
立候補予定者は民進党を離党した上で
希望の党に公認を申請するというもの。

与党第一党を飲み込み、
台風の目となりそうな「希望の党」。
自民党議員からはこんな声も。

(記者)
「希望の党の脅威は?」
(自民党 石破元幹事長)
「一般の方々とお話をするとものすごく感じます。
 (自民)党の姿勢は改めるべき点は改めるということで
 国民の方々のご支持をもう一度得たいと思っています」

(自民党 小泉進次郎前議員)
「都知事とそして衆議院議員と
 運動靴とヒールを履きわけてと言ってますけど
 わかりやすく1つの靴履いて出てきて下さい
 歓迎しています」

その小池代表は記者会見で。

(希望の党 小池代表)
「皆さんが
 私がまた国政に戻るんじゃないかということで、
 今日もテレビ、朝から晩までそのことで、
 後継は誰が出るまで色々と
 にぎわっておりますけれども 
 私は今の国会が変わらない限りはですね、
 都政でしっかり頑張る」

衆議院選挙には立候補せず
都知事にとどまることを改めて強調した。

(記者)
「いろんな人が集まっているが
 安保法制に反対の方も
 たくさんいる。その辺はいかがでしょう?」
(希望の党 小池代表)
「まず希望の党に入る希望をするか否か。
 自身が安保法制の時にまったく賛成しない
 というような方は
 そもそもアプライ(申請)してこないと思う」

民進党前議員
全員の受け入れはないという小池代表。
民進党内部からは
『前議員の1割ぐらいはこぼれるだろう』との見通しもあり
新党を作る話も出ているという。

7月の都議選で
都民ファーストの
選挙プランナーを務めた松田氏は
支持母体の存在に注目している。

(選挙プランナー 松田氏)
「これまで民進党の支持母体であった連合が
 どれだけ希望の党の候補を推薦して
 実質的な選挙の支援をしていくのか。
 票を本当に流していくのかという点によって
 大きく議席が変わってくると思う」

きょう、小池氏は大阪の松井知事、
愛知の大村知事と会談を予定している。
地方分権の推進など共通の政策や連携について
話し合う予定だ。

大阪府の松井知事は
日本維新の会の代表もつとめる。
連携について小池氏は。

(希望の党 小池代表)
「改革の考え方重なるところがございます。
 手法は若干違うかもしれません。
 テーマも若干、違うかもしれません。
 それぞれ選挙区がどういう状況なのかも含めて
 確認して答えを出していきたい」

一方、松井氏は。

(松井 大阪府知事)
「まあ、いろいろ話します。
 ただ一緒になるという話ではありません。
 民主党じゃないねんから、あ、民進党」

解散当日の夕方。
東京・渋谷には
街頭演説に立つ安倍総理の姿があった。

(安倍首相)
「今、野党のみなさんは新しい党を
 作ろうとしています
 あの新党ブームの結果政治は混乱し
 日本は長い経済の低迷に突入してしまった
 ブームからは決して希望は生まれないんです」

明確になった自公 対 希望の構図。

投票行動を研究する大学教授は
不安な点を指摘する。

(埼玉大・松本教授)
「安倍か小池かという選択機会になって
 投票率は関心が高まって上がるかもしれない。
 ただ政策が脇に追いやられてしまう可能性はある。
 一人一人の候補者が何をして
 そういう人かというのがなかなか表に出てこない
 選挙戦になると思う」

投開票は10月22日。
有権者の決断はどう下されるのか。

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