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2017/09/23

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緊張続く米朝関係 金委員長 異例の「超強硬対応措置」声明

厳しい表情で前を見据える
金正恩・朝鮮労働党委員長。
就任以来、初となる声明を発表した。

(北朝鮮アナウンサー)
「私自身の全てをかけて
 我が共和国の絶滅について述べた
(トランプ大統領)の妄言の代価を必ず
 払わせるだろう」

強い決意がにじむ異例の声明。
トランプ大統領の国連演説に対する
強い反発をむき出しにした。

(金委員長)
「我が国をなくすという、
 歴代で最も横暴な
 宣戦布告をした以上、
 我が国もそれに釣り合った
 史上最高の超強硬対応措置の断行を
 慎重に考慮するだろう」

 超強硬対応措置とは。
 国連総会の場に姿を見せた
 北朝鮮の外相が海外のメディアに答えたのは。

(北朝鮮外相)
「おそらく太平洋上で
 過去最大級の水爆の地上実験を
 行うことになると思います」

(金委員長)
「私自身の全てをかけて
 妄言の代価を必ず、支払わせるであろう」

各国の首脳が集まった
ニューヨークでの国連総会。
今週、これまでにない激しい言葉が議場を飛び交った。

火曜日、国連で初の演説を行ったトランプ大統領。
この演説を前に北朝鮮の大使が席を立ち
対決姿勢を鮮明にした。

(トランプ大統領)
「日本の13歳の少女が
 海岸で誘拐され
 北朝鮮スパイへの語学教育を
 強要されているのは知っている」

拉致被害者・横田めぐみさんに言及するなど
北朝鮮の問題点を次々と指摘。
演説は激しさを増していく。

(トランプ大統領)
「北朝鮮が無謀な核兵器や
 弾道ミサイルの開発を続けることで
 世界中の数えきれないほどの
 人々の命が脅かされているのだ」
 アメリカは強大な力とともに
 忍耐力も持ち合わせているが、
 自国や同盟国を守る必要に迫られれば
 北朝鮮を完全に破壊するしか
 選択肢はないだろう
 『ロケット・マン』は自身と
 その政権を破滅へと導いている」

金委員長をロケットマンと揶揄したトランプ大統領。

北朝鮮の外相は。

(李容浩外相)
「『犬が吠えても物事は進む』というが
 吠えて私たちを驚かせようと考えたなら
 それこそ現実性のない話だ」

(トランプ大統領)
「非核化のみが唯一残された道であることを
 北朝鮮はいい加減に理解すべきだ」

翌日、演壇に立ったのは安倍総理だ。

(安倍首相)
「対話とは、北朝鮮にとって我々を欺き
 時間を稼ぐためむしろ最良の手段だった。
 必要なのは対話ではない。圧力なのです」

日米が足並みをそろえ
圧力を強めると宣言。

一方、韓国の文大統領は
北朝鮮がさらなる挑発に踏み切った場合には
新たな措置など圧力の強化に言及したものの…

(韓国・文大統領)
「挑発と制裁の悪循環を
 止めることこそ重要だ」

対話を含めた外交的な解決の
必要性を改めて強調した。

さらに韓国政府は北朝鮮に対し
国際機関を通じて9億円規模の人道的支援を決定。
温度差を残したまま
日米韓3か国の首脳会談が開かれた。

(安倍首相)
「日米韓結束のもと、
 国際社会に力強く働きかけを行っていくことで
 3国は完全に一致しました」

会談では今までにない強い圧力を
かけることで一致したが不協和音も。
韓国政府が決めた人道的支援が
圧力の効果を損ないかねないとして
日米両首脳が文大統領に慎重な対応を強く求めた。
総理同行筋によると
「トランプ大統領は相当怒っていた」という。

さらにアメリカはきのう
独自制裁を発表。

(トランプ大統領)
「新たな大統領令は人類を危機にさらす
 北朝鮮の兵器開発の資金を断ち切るものである」

トランプ大統領は
北朝鮮との取引に関与する外国の金融機関を
アメリカの金融システムから締め出す大統領令に署名。
『アメリカと、ならず者の北朝鮮、
どちらと取引をするか選ぶことになる』と強調した。

次々と手を打つトランプ大統領に対し
金委員長は異例の声明で対抗。

(金委員長)
「話の内容を聞き分けることができずに
 自分の話ばかりをする老いぼれには
 行動で示してやるのが最善である」

その“行動”として、
太平洋上での水爆実験も浮上しているが、
実際に強行されればどうなるのか。

 東京工業大学 澤田哲生 助教
「自国の領土からロケットを発射させて、
 太平洋の公海の上空で爆発させるのが
 一番現実的なやり方ではないか」
 爆発によって放射性物質が飛散されますよね。
 かなり深刻な大気汚染が世界規模で広がる」

さらに…。

(東京工業大学 澤田哲生 助教)
「日本の上空を実弾、核爆弾を積んだロケットが
 飛び越えていくと言うことですから、
 それはいつでも日本にも
 着弾できると言うことですから非常に大きな脅威」

緊張が高まる北朝鮮情勢。
金委員長の声明はこう締めくくられている。

(金委員長)
「トランプが何を考えようとも、
 それ以上の結果を目の当たりにすることになるであろう。
 米国の老いぼれを必ず
 必ず火で罰するであろう」



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