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2017/08/19

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白人至上主義者が暴走!拍車をかけたのが…


<トランプ大統領>
「どちら側にも非がある。間違いない。君たちもそう思っているはずだ」
「記者:なぜ、ネオナチをすぐに非難しなかったのですか?」
「非難はした。」
「記者:2日後ですよね…」
「非難したと言っている」

“どちらにも非がある…”
おとといの会見でますます非難を浴びることとなったトランプ大統領。

アメリカで今、何が起きているのか…

先週、アメリカ東部ヴァージニア州のシャーロッツビルで起きた衝突。
きっかけは、南北戦争で奴隷制度の存続を主張したリー将軍の銅像。
その撤去計画だ。

撤去に反対するため集会を開いた白人至上主義団体、
KKK=クー・クラックス・クランや
ネオナチなどと人種差別に抗議する人たちとが激しく衝突したのだ。

衝突はさらにエスカレート。
12日午後には、20歳の男が車で群衆に突っ込み、白人至上主義に抗議していた
ヘザー・へイヤーさんが巻き込まれ死亡した。

一連の騒動を受けテリー・マコーリフヴァージニア州知事は…
「白人至上主義者やネオナチに私からメッセージがある。
 それは、とても短く、シンプルなものだ。
 出て行け。お前たちはこの偉大な国で必要とされていない。恥を知れ!」

強い言葉で非難。
同時に非常事態を宣言した。しかし、大統領は…

<トランプ大統領>
「さまざまな立場の人の憎悪と偏見、暴力を強く非難する」

白人至上主義者と反対派の人たちとを同等に扱った。

この日、支持率は、就任以来最低の37.4%
不支持率は最高の57.4%を記録した。
(8月14日:リアルポリティクスより)

全米各地に広がりを見せる白人至上主義者や大統領への抗議。
そんな中…。

<NNNニューヨーク 木村記者>
「およそ7か月ぶりにトランプタワーに戻ったトランプ大統領。
 待ち構えていたのは、道路を埋め尽くすほどの抗議のデモ隊です」

<デモに参加している女性>
「NO!KKK NO!RACIST USA!」

高まる批判の声。会見では。

<16日トランプ大統領>
「白人至上主義者に暴力を振るった人間はどうだ?彼らには罪悪感のかけらもない」
「どちらにも非がある。間違いない。君たちもそう思っているはずだ」

この会見でも白人至上主義者と反対派を同等に扱う発言が飛び出した。

この発言に、白人至上主義団体、KKK=クー・クラックス・クランの元代表は…。
「真実を語ってくれて感謝します」

一方、人種差別への非難は歴代大統領からも上がった。

オバマ前大統領は、
南アフリカ大統領だったネルソン・マンデラ氏の自伝を引用、
白人や黒人の子供たちが暮らす養護施設の写真を添え、こうツイートした。

「生まれながらに肌の色や生い立ち、宗教の違う他人を憎む人間などいない。
 憎むことを学べるのなら、愛することも学べるだろう。

「人種差別を拒絶しなければならない」との声明を出したのは、
 トランプ大統領と同じ共和党のブッシュ元大統領親子。

さらに、陸・海・空と海兵隊、
アメリカ軍の幹部たちも揃って白人至上主義グループを非難するコメントを出した。

そして経済界では、
大統領に助言する役割を担う諮問機関の委員8人が抗議の意味を込め辞任。

<トランプ大統領のツイッターより>
「経営者に圧力をかけるよりも、諮問機関を終わらせる。皆さんありがとう!」

2つある諮問機関を解散する意向を示したが、
今後、経済界と大統領との距離が遠くなることは必至だ。

NA
抗議中に亡くなったヘザー・ヘイヤーさんの母親は…。
「彼らは娘を殺した。それでどうなったか。
 人種差別に反対する声が大きくなった!」

発生から1週間たってもおさまらない“衝突”。
アメリカの分断は、ますます進むのだろうか。

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