テレビドクター
第1328回

ウィルスによる結膜炎は伝染力が大きい 〜夏の流行目〜

2001年7月22日(日)午前6時15分放送

ゲスト: 住友病院眼科 部長
  原吉幸(はら よしゆき)先生

プールの季節になると眼科通いの子どもたちが急増します。他人と接触する機会が増えると、目の病気も伝染することが多くなり、気温が高いため病原菌の繁殖も旺盛になって化膿しやすくなります。いわゆる流行目といわれる結膜炎で、風邪のウィルスが元凶です。

ウィルス性結膜炎の前駆症状は、風邪っぽく、熱っぽく、喉が痛いという症状が2週間ほど続き、やがて両眼の結膜(白め)の充血、流涙、典型的なリンパ節腫脹がみられ、人にうつります。治療は市販の点眼薬では無理ですから、眼科医に診てもらってください。放置したり、処方薬を使わなければ、プールや家庭内、学校などでどんどん広がり、いずれ角膜に傷が残って視力低下のもとになります。

伝染性の疾患ですから、涙や唾液を素手で触ったままにしておかないこと。まずよく手を洗い、同時に洗顔、うがいも励行し、タオルやハンカチも分け、洗濯も分けて洗うくらいの注意をして感染予防に努めてください。

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