STORY - ストーリー

紫式部は〇〇だった!

2月11日(土)夕方5:30~

※一部地域を除く

あらすじ

 今日はバレンタインデー。チョコを大量に貰うアイドルの姿に、思わず嫉妬するトキオ。すると、今回の真歴史を知ればモテモテになれるかもとカレン。しかしトキオは、カレンの持つハート柄の紙袋が気になる。

 今回問題の教科書歴史は紫式部。世界最古の小説と言われる『源氏物語』の作者で、主人公はイケメンでプレイボーイな光源氏。そんな話を書いた紫式部は恋愛のエキスパートに違いないと、1008年の平安京へやって来たトキオとカレン。屋敷を訪ねると、なぜか表札には部員募集の文字。紫式部さんに会いに来たと説明すると、私達がそうだと自己紹介する五人の姫君。紫陽花、アケビ、紫芋、トリカブト、巨峰と全員紫色。どうやら紫式部とは、紫に囲まれた格式高い生活を送る部活動のことらしい。今回の真歴史は『紫式部は部活だった』と判明。

 紫式部という人が存在しないと判り困るアクダーマ。ところがビマージョは何やら企み…。

 活動内容を紹介する部員たち。紫式の食事に始まり、紫式の生け花に紫式のメイク。すると紫の私にピッタリだと現れたビマージョ。素敵な衣装だとすぐさま部員たちに勧誘され、部長にしてくれるならと入部する。そこへ蹴鞠部が通りかかる。ひときわ目立つイケメン、藤原道長。平安京一モテモテな道長は、光源氏のモデルとも言われている。

 そこでビマージョは、真歴史を潰しておまけに道長も手に入れようと恋愛小説を執筆することに。タイトルは勿論『源氏物語』。真歴史を守る為、カレンも参加。紫式部VS桃色式部の恋愛小説グランプリが開催される。審査員は道長、更に立会人として高貴なお坊さん。先行のビマージョは、自分を主人公に超モテモテで光源氏に寵愛された小説を披露する。最後は光源氏と結ばれるハッピーエンド。審査員たちから好評を得て、いつも現実逃避して妄想力を鍛えてきた甲斐があったと喜ぶ。

 今度は私の番だとカレン。離れ離れになった彼氏にチョコを渡すため、必死に探す試練の物語。最後は彼氏にチョコを渡せたのか分らないまま…。中途半端な話だと余裕のビマージョ。ところが道長は、ハッピーエンドだけが良い小説とは限らないと桃色式の札を上げる。見事カレンの勝利!

 こうなったら力づくだと、紫色の木魚メカを作り出すツブヤッキー。対するメカブトンも今回は桃色。さっそく対峙するが、手も足も無く身動きが取れない木魚メカ。しかし防御力だけは高く、攻撃を完全にブロックする。そこで助けを呼ぶカレン。選ばれたクモモーターも桃色。ボカンパンチとなり、木魚メカをポクポク叩いて攻撃。始めはいい音が響くが段々とひびが入り…大きく振りかぶりトドメのパンチ! 木魚メカを見事撃退する。

 カレンにダイナモンドを渡す道長。お返しにチョコを貰えると思っていたが…何も貰えず泣きながら走り去る。トキオはやっぱりオレにかと貰おうとするが、そんな訳ないと自分で食べてしまうカレン。今回も、真歴史ボカンと見届けました!

教科書ではこうなっている?!

教科書

紫式部は平安時代中期の女流作家、歌人。
世界最古の長編小説の一つである『源氏物語』の作者とされている。
結婚、出産後、夫に先立たれ、その寂しさを紛らわす為に『源氏物語』を描き始めたと言われ、この小説の評判が藤原道長の耳に入り、道長の娘(一条天皇の妃・彰子)のお世話係として宮中に仕えていた。