STORY - ストーリー

戦国時代の国盗り合戦は〇〇合戦だった!

12月3日(土)夕方5:30~

※一部地域を除く

あらすじ

織田信長
蘭丸
藤吉郎

 トキオとカレンは、ずっと閉まったままの格納庫2番扉前へやってきた。何やらすごいメカが入っているという噂らしく、気になって開けようとするトキオ。ところが、出佐内さんにダサナーイと追い返されてしまう。

 今回問題の教科書歴史は、戦国時代の織田信長。日本各地の大名が互いに領土を取り合っていた、いわゆる『国盗り合戦』の時代。さっそく出動発進レッツゴー!

 1560年、尾張国(現在の愛知県)へやって来たトキオとカレン。真歴史反応を頼りに信長のいる清洲城を訪ねると…なんと城の屋根には巨大なカブトムシ型のしゃちほこが並んでいた。門番もフンコロガシ型の兜を被り、更に刀ではなく虫取り網を持っている。どうやらモチーフになった虫で身分が分けられているらしい。カレンはバイザーに木の枝を付けオオクワガタの兜に変装し、見事お城へ入ることに成功。トキオもダンゴムシ兜と下に見られつつも、何とか入城を許される。城内の広場でも、侍たちは刀の代わりに虫取り網で素振りをしている。姿を現した信長は、虫を制する者が国を制すと虫取り網を掲げる。今回の真歴史は『戦国時代の国盗り合戦は虫取り合戦だった』と判明。

 着ていた衣装から異国の者と勘違いされたトキオとカレン、虫を献上しに来たのかと問われる。信長は『スーパーゴールデンキングカブトムシ』という幻の虫を探していた。まだ誰も手に入れた事が無く、正に天下人の証らしい。そこへ、遂に桶狭間山に現れたと伝令が入る。しかも、信長のライバル今川義元が既に向かっているらしい。すぐさま出陣する信長。桶狭間にて、対峙する織田軍と今川軍。天下を取る為、一斉に虫取りを始める。そこへ現れたアクダーマは、空から偽カブトムシをばらまき始める。両陣営取り合いとなり、徐々に険悪なムードとなっていく。どうやらケンカをさせて、教科書歴史通り国盗り合戦をさせようと狙っているらしい。ところが…ぽろっと角が取れてしまう偽カブトムシ。ばれてしまっては仕方がないと、ツブヤッキーは戦国武将メカを作り出す。メカブトンで応戦するトキオ。ところが戦国武将メカの蜜攻撃を浴び、大量の虫が集まりモニターを塞がれてしまう。下手に動いたら虫を潰してしまう為、身動きの取れないメカブトン。一方的に攻撃され、遂にシステムダウンしてしまう。司令室とも連絡が着かず、絶体絶命のピンチ! トドメだと刀を振り下ろす戦国武将メカ。ところが…突然現れた謎のメカが刀を砕きメカブトンを救出。なんとそれは、ずっと閉まったままだった2番扉のスーパーメカ『クワガッタン』だった! 一気に逆転だと、クワガッタンへ乗り込むトキオたち。戦国武将メカをアゴで掴み大回転、見事撃退する。

 結局、本物のスーパーゴールデンキングカブトムシは捕まえることが出来なかった。永遠に手の届かないもの程美しいと、舞を披露する信長。ごまかしているだけじゃ…と思いつつ。今回も、真歴史ボカンと見届けました!

教科書ではこうなっている?!

教科書

今から約500年前。
その頃の日本は、各地に強大な力を持った戦国大名が現れ、領土を取り合う『国盗り合戦』を繰り返していた。
中でも有名なのは尾張の国(現在の愛知県付近)の武将・織田信長だ。
信長は桶狭間の戦いで、たった2千5百兵で、その約10倍、3万兵の今川軍を破る。
その後、一気に領土を広げるも、本能寺で仲間の明智光秀に裏切られ(本能寺の変)、自害。
天下統一目前でこの世を去った。