イントロダクション

「ここまで人を愛し、信じぬくことができますか?」日本が世界に誇る、大阪生まれの天才数学者、岡潔。晴れでもゴム長靴を好み、ヨレヨレのスーツに、ネクタイはしない。天才ゆえに苦悩し、挫折し、数学という世界に閉じ込められてしまった男。そんな岡潔に振り回されながらも、妻として夫を信じぬいた一人の女性、岡みち。夫は誰からも認められず、数学に打ち込むあまり家計は火の車。何の根拠も保証もない。そして、愛する夫が目指しているものすら理解できない。やがて、世界の難問に立ち向かい、一つずつ解決していく岡潔。しかし、数学界は彼を全く評価せず、夫婦は、絶望と混乱の渦にのみこまれる…それでもみちは、狂わんばかりの勢いで数学に取り組む潔の純粋さを理解し、前向きに、ひたむきに、数々の苦難を乗り越えていく……。夫・岡潔を、世界からの評価、そして文化勲章受章へと導く、岡みちの強靭でまっすぐな愛。世界を驚かせた、夫婦の愛の物語―

キャスト

岡 みち-天海 祐希-

旧姓、小山みち。大阪府河内柏原生まれ。
1925年に潔と結婚。 3人の子(長女・長男・次女)の母。
ハイカラで、好奇心の強い女性。
周囲に目が利き、思いやりの心にも溢れている。
数学に打ち込む夫、岡潔を常に見守り、子どもを抱えながらの生活に悩みながらも、全力で信じ続ける。
潔のことを「きよっさん」と呼ぶ。

コメント

Q.台本を読んだ感想は?「岡みち」という役どころ、どんなイメージでしょうか?
日本が誇る、大天才の岡潔さん。もともと少し興味があり存じ上げていたのですが、今回、この岡潔さんの人生を、飛び飛びではありますが更に知ることができて、とても嬉しかったです。
また大天才を支える奥さまも、よっぽどな方だろうと思っておりました。
今回、みちさんという岡潔さんの奥様をやらせていただきます。
台本の中に出てくるみちさんは天真爛漫で、潔さんのことを、一途に心配して、自分が守るんだと言う気概を持って生きていらして、本当に素敵な女性だなと思います。
でも、これだけの方のことを知らない方が多いのは、大変残念なことですので、これを機に、たくさんの方に観ていただいて、こんな素敵な御夫婦がいらしたということを知っていただけたらと思います。
Q.天才数学者の佐々木蔵之介さんですが、数々の作品で共演されていると思います。
相手役が佐々木蔵之介さんと聞かれた時、いかがでしたか?まだ、クランクインしてまもないとは思いますが、実際に夫婦役を演じられての感想などもお聞かせいただけますでしょうか?
蔵ちゃんとご一緒できると伺って、とても嬉しかったです。
夫婦役としては、11年ぶりなんです。お互いに歳も重ね、色々な経験もしているので、さらにいいお芝居でぶつかり合うことができたらと思っています。
蔵ちゃんは、とても魅力的な役者さんですし、何でも話せ、演技の相談もできます。芝居でぶつかっていっても受け止めてくれる達者な方です。
心も力もある方なので本当に安心してお芝居させて頂いています。
以前よりも、更に良い作品を一緒に作って行けそうな気がしています。
Q.視聴者のみなさんにメッセージをお願いいたします。
見どころは、全部です(笑)。
読売テレビのドラマ出演は、「お家さん」以来になります。(読売テレビは)日本の歴史の中を踏ん張って歩いてきた素敵な方たちの人生を、丁寧にドラマ化をしてくださるので、今回もすごく楽しみです。
また呼んでいただけたことに、何よりも、幸せを感じています。「お家さん」は、たくさんの方に観ていただけて、とても嬉しかったので、今回もまた、たくさんの方に観ていただけたらと思います。知られざるすごい関西人がいて、素晴らしい御夫婦が存在したことを知っていただきたい。
私を始め、佐々木蔵之介さん、たくさんの魅力的な出演者の方たち、スタッフ一同、みんなで力を合わせて頑張っています。ぜひぜひ楽しみにしていてください!

岡 潔-佐々木 蔵之介-

出生は大阪。郷里は和歌山。
京都帝国大学理学部卒。
フランス留学時代、生涯の研究テーマとなる多変数解析函(関)数論における「ハルトークスの逆問題」と出会う。
潔の難解すぎる数々の研究成果は、国内でなかなか理解されずにいたが、自らの数学の追求へと没入し続ける。
1960年文化勲章受賞。
みちのことを「みっちゃん」と呼ぶ。

コメント

Q.天才数学者「岡潔」という役どころに関して質問です。どんなイメージでしょうか?
文化勲章を受章された際、「数学とはなんですか?」との質問に、岡さんは、「生命を燃焼させるものだ」と答えられています。
それだけひとつのものに、命を懸けられた方の人生を演じるのは、覚悟がいるものだと思いました。そして、岡さんがすごいのは、研究成果がどうだとか、社会的影響がどうだという外部的評価を一切考えない潔さです。そして、深く清く美しい論文を残された。
一方で、突き詰めることによって出てくる危うさを、妻であるみちさんが支えました。みちさんあっての岡さんの偉業だと思います。
Q.「岡潔」と佐々木さんと違うところ、似ているところがあれば、お聞かせください。
「数学を突き詰める」のと「役を突き詰める」のは、ある部分では似ているところもあるのかもしれませんが、私とは全く比較になりません。天才 岡潔さんの学問研究への覚悟や捧げ方に心から敬意を表し演じなければと思っています。
Q.天才数学者を支える女房役の天海祐希さんと数々の作品で共演されていると思います。
相手役が天海祐希さんと聞かれた時、いかがでしたか?まだ、クランクインしてまもないですが、実際に夫婦役を演じられての感想などもお聞かせいただけますでしょうか?
天海祐希さんとは共演経験も多く、全面的に信頼をしています。
役者同士、今何が一番有効な表現方法なのかというのを、建設的に、気兼ねなく話せます。
同い年ですが、天海姉さんについていきます 笑
Q.視聴者のみなさんにメッセージをお願いいたします。
数学を突き詰めること=生きることと考えた、日本人の天才数学者がいたということを知っていただけたらと思います。
岡潔は類い稀な天才ですが、数学で偉業を残したと言う人生だけではなく、妻をはじめとして、たくさんの人に支えてもらい、助けてもらいながら、時に喜び、時に苦しんだ人生を送りました。このドラマを見て、己の生き方や、家族や身内のことなど、ふと考えてもらえるといいな、と思います。

スタッフ

【脚本】林 誠人(『ドクターX』『相棒』『救命病棟24時』ほか)【監督】落合 正幸(読売テレビ開局55年ドラマ『怪物』ほか)【チーフプロデューサー】岡本 浩一【プロデューサー】汐口 武史・霜田 一寿(ザ・ワークス)・伊賀 宣子(ザ・ワークス)【制作協力】ザ・ワークス【制作著作】読売テレビ