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『新造人間キャシャーン』放送:全35話/1973年10月2日〜1974年6月25日

ストーリー概要

落雷によって自我に目覚めた公害処理用アンドロイド・BK-1は、自らをブライキング・ボスと名乗り、人類に宣戦を布告。人間に代わってロボットの支配する世界を築こうと、ロボット兵による大軍隊・アンドロ軍団を組織し、全世界へ攻撃を開始した。アンドロ軍団の猛攻の前に人類は追い詰められ、BK-1の生みの親であるロボット工学の権威、東光太郎博士は全世界から非難を浴びることになってしまう。博士の息子、鉄也はアンドロ軍団を倒し父の汚名を晴らすため、二度とは戻れないと知りながら自らの肉体を捨てて、新開発された機械のボディと融合。強力なパワーを持つ「新造人間」へと生まれ変わった。キャシャーンと名を変えた彼を支えるのは、変形するロボット犬・フレンダーと、MF銃を手にした幼馴染の少女・上月ルナ。人類に真の平和を取り戻すため、キャシャーンは強大なアンドロ軍団に戦いを挑む。

『新造人間キャシャーン』傑作選

◇12月6日放送 不死身の挑戦者◇ ─ 東博士の作り上げた公害処理用アンドロイドBK−1号が、ある夜、落雷のショックで自我に目覚め、人類に反旗を翻した。彼はブライキング・ボスと名乗ってロボット兵士からなるアンド□軍団を組織し、世界制圧に向かって進撃を開始。苦悩する父の姿を見た鉄也は、自らアンドロ軍団と戦う決意をするのだった。

◇12月13日放送 キャシャーン無用の街◇ ─ アンドロ軍団の侵攻から街の平和を守るため、ハテナイ市の市長は無抵抗服従政策をとる。キャシャーンは抗議するが、市長は聞き入れない。ブライキング・ボスは、市長のそんな政策を知って、市民を奴隷のように扱う。そんな生活に堪えかねた市民は、怒りを市長にぶつけるのだった。

◇12月20日放送 新造人間を造る街◇ ─ スケール国の二セル博士は、アンドロ軍団の攻撃に対抗するため、新造人間の研究に打ち込んでいた。だが、彼が自分の息子を実験台として死なせた時、世間は彼に非難を浴びせる。そしてニセル博士はアンドロ軍団に走った。ニセル博士に出会ったキャシャーンは、彼のやり方に反発するが…。

◇12月27日放送 地球最大の決戦◇ ─ 全世界の三分の一を手中にしたアンドロ軍団は、なおも進撃の手を休めなかった。だが、キャシャーンによって救出された東博士は、アンドロ軍団を壊滅させる秘密兵器をあと少しで完成させようとしていた。地球に接近しつつあるホーレー彗星の力を利用したスプレーザー。それが、東博士の切り札であった。

スタッフ

企画:鳥海尽三│音楽:菊池俊輔│プロデューサー:吉田健二・九里一平│総監督:笹川ひろし│制作:タツノコプロ