各話のあらすじ

この話の、失恋保険加入者

川路恵里奈
(前田亜季)
バツイチのハケンOL。社員の拓実と交際中で、結婚を望んでいる。
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第十一話 「バツイチOL最後の賭け」
6月16日木曜 夜11:58 放送

失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたバツイチのハケンOL・川路恵里奈(前田亜季)は派遣先の社員・古沢拓実(渡辺大)と結婚して安定した生活を手に入れたいと思っていた。
調査を開始したルーク(城田優)は、恵里奈の住むアパートが女性のひとり暮らしには似つかわしくないことに違和感を感じる。そんな中、恵里奈が拓実に車で送られて帰ってきた。拓実は部屋に上がりたがるが、恵里奈はもう少し待って欲しいと断った。拓実は恵里奈が人に言えない秘密があると疑っていた。
翌朝、ルークは子供用の布団と人形をゴミ集積場に捨てる恵里奈の姿を目撃し、恵里奈に子供がいたと推理する。その子供は2、3日前から姿が見えなくなっているという。ルークは恵里奈の実家を調べたが、そこに子供の姿はなかったとマル(福田沙紀)とトラコ(古田新太)に報告する。恵里奈の子供はおそらく5、6歳で、簡単に置き去りにできる年齢ではない。マルは恵里奈が子供を殺害した可能性もあると考えて激昂し、地下事務所から出て行った。
母子家庭で育ったマル。トラコは、マルが生まれて直ぐに父親が失踪した事をルークに教える。マルは、父親に捨てられた自分と恵里奈の子供の姿をダブらせたのだ。マルは独自に恵里奈の子供の足取りを調べ、恵里奈が子供を展望台に連れて行った事を突き止める。だが、そこで足取りは途絶えていた。マルは子供を展望台から突き落とす恵里奈の姿を想像し、その場にうずくまってしまう。その姿を遠くからルークが見つめていた。
一方、ようやく自宅に拓実を上がらせた恵里奈。2人が良いムードになった時、不意に恵里奈の携帯電話に着信が入る。聞こえてきたのは、死にたくないと懇願する子供の声だった。恵里奈は動揺して携帯を床に投げ捨て、心配する拓実にただのイタズラ電話だと説明する。だが、拓実はその様子から不信感を募らせ、やはり恵里奈には何か秘密があると確信。拓実は部屋を出て行ってしまう。
この電話はマルの仕業だった。マルは子供を犠牲にして自分だけ幸せになろうとする恵里奈が許せなかったのだ。そんなマルにルークは、恵里奈が抱えた秘密を教える。そして、拓実から距離を置かれた恵里奈をBARクローバーに呼び出した。
バーテン姿のルークはライオンの話を恵里奈に語り始める。子供を産んだ雌ライオンが別の雄ライオンの子供を出産する事は、自然界ではよくある事だと語るルーク。だが、後釜の雄ライオンは先に産まれた別の雄の子供を殺してしまうという。子供を殺さない雄ライオンを探すより、連れ子を嫌わない人間の男性を探す事など容易いと、ルークは恵里奈に告げる。考えてこんでしまう恵里奈。
恵里奈が帰った後、店内に入ってくるトラコ。ルークはライオンの話をトラコにも聞かせるように話していた。トラコが、マルの前では隠していた秘密をルークは見抜いていた。トラコとマルの衝撃の関係が明らかにされようとしていた。
1週間後、拓実は興信所の報告を受けるため、喫茶店で探偵を待っていた。拓実は恵里奈の秘密を調べて欲しいと依頼していたのだ。そこへ現れた探偵は…ルークだった。ルークは2年前に上司の妻と不倫関係だったが、今はその関係も精算されていると拓実に報告。しかしそれは拓実自身の過去の異性関係の報告だった。苛立つ拓実にルークは言った。本当に秘密が知りたいのか、と…。
そして、ひとり自宅に取り残された恵里奈に、四つ葉神社からメールが届く。
「告白の時間です」――ルークが告白場所に指定したのは牧場だった。秘密を抱えた恵里奈が拓実と向き合ったその時、目の前に現れた予想外の人物…それは、恵里奈が隠し通そうとした秘密の全てを握った人物だった。

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