各話のあらすじ

この話の、失恋保険加入者

石田さやか
(村川 絵梨)
朋子とは幼いころからの親友。朋子の父が専務を務める会社に縁故で入社。
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第四話 「略奪愛~親友の元カレに告白~」
4月28日木曜 夜11:58 放送

失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのはOL・石田さやか(村川絵梨) 。彼女は親友の元カレで会社の同僚・川村祐真(田中幸太朗)に片想いしていた。さやかの親友・森下朋子(岩佐真悠子)は、さやかが2年前から祐真を思う気持ちを知りながら祐真を横取りした挙げ句、交際した途端に彼を捨てたのだという。しかも、さやかが今も祐真の事が好きだと知った朋子は「考えがある」と意味深な事を言ってきたというのだ。専務の娘である朋子の縁故で就職できたさやかは朋子に逆らう事ができず、再び邪魔される事を心配する。

調査に乗り出したルーク(城田優)とマル(福田沙紀)は、さやかが朋子に祐真とヨリを戻すと宣言され、朋子仕切りの合コンに出席する姿を目撃する。祐真も同席の上、別の男を紹介されるさやか。朋子は実家が蕎麦屋のさやかのために実家がうどん屋の男性を紹介。朋子は運命の2人だと勝手に盛り上がるが、さやかは困惑の表情を浮かべる。さやかに同情するマル。その傍らでルークは軍事衛星のコンピューターに潜入。ルークは来るべき告白ミッションのために、マルには予想もつかない準備を始めていた。

どうしても朋子の呪縛から逃れられないさやかに、四つ葉神社から経過報告を求める旨の携帯メールが届く。指示通りBARクローバーへ向かうさやか。バーテン姿のルークは来店したさやかに神社の人からもてなすように言われたと伝え、さやかの胸の内を引き出し始める。さやかの実家が営む蕎麦屋のお得意様だった朋子の家。酔ったさやかは幼い頃から朋子と仲良くするように両親から言われ続けていた事を明かすと、ルークは、動物園のパンダは笹ばかり食べるが、本来野生のパンダは雑食だという話を始める。その意図がわからないさやかにルークは、動物園のパンダは飼育員が与える笹だけで満足したフリをしているのだ、と続けた。「檻を壊して外へ出ようとした時、気づいてしまったんでしょう。ごく稀に、飼育員は肉の餌を与えてくれるということを。動物園での生活に、自分が心底満足していたという事実に…」ルークの言葉に、反論できずうつむいてしまうさやか。

翌日、祐真は大事なプレゼン用資料を抱え、足早に取引先企業へ向かう。その時、マルが自転車に乗って猛スピードで祐真に迫り、衝突寸前にかわして転倒。祐真は時間を気にしつつも痛がるマルを放っておけずに付き添う。これは祐真をプレゼンに行かせないためにルークが仕組んだ策略だった。そして告白前にもうひとつ、ルークは複雑化する三角関係を解消すべく“心理トラップ”を仕掛ける。会社にいる朋子に接触。祐真がプレゼンに現れなかった事を伝えたのだ。

その夜、朋子は父である専務が祐真に激怒している事、どこかに飛ばされる事を軽い調子でさやかに伝える。さやかの胸に、プレゼンに参加できずに言葉を失う祐真の背中が胸に蘇る。これまで溜まった朋子に対する怒りが爆発するさやかは朋子を罵倒し、2人は大喧嘩を繰り広げる。もみ合う中、床に投げ飛ばされたさやかの目の前には祐真が。ルークにより呼び出され、この喧嘩を目撃させられていたのだ。その時さやかの携帯にメールが着信する。

「告白の時間です」―――そこには午後9時12分という厳密な時間指定がされていた。それは2年前のさやかを解き放つ鍵が隠された、重要なタイミングだった。恋愛心理テクニックを駆使したルークの告白ミッションが幕を開ける。告白と同時に暴かれたのは、さやかの真実と“友情の本性”だった…

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