対談

BEST HIT

写真
  • 山口 将人

    山口 将人イメージ

    1999年入社。
    入社から9年間、東京営業局。
    10年目に制作局に異動。
    「ベストヒット歌謡祭」では演出を担当。
    「もんくもん」の演出、「マヨなか笑人」のプロデューサーなどを担当。

  • 上野 正樹

    辻 智仁イメージ

    2002年入社。
    入社から4年間、報道カメラマン。
    5年目に制作局に異動。
    「ベストヒット歌謡祭」ではプロデューサーを担当。
    ほか担当番組に、「大阪ほんわかテレビ」、「音力」。

どうやって番組は制作されるのですか?

写真

上野 まずは会場選びですけど、2年先でも予約で埋まっていたりするので、かなり早い時期から動き出さないといけないんですよ。

山口 僕が担当しているここ5年の間でも「神戸ワールド記念ホール」に「大阪城ホール」、そして「フェスティバルホール」とキャパや形状、ステージの有無、舞台装置など それぞれ異なった特色を持った会場にお世話になりました。
毎年、会場が決まるとその特色を生かしてコンセプトを考えていきます。

上野 セットのイメージを固めていくと同時に、アーティストサイドとは歌唱曲や衣装、パフォーマンスの在り様、例えばダンサーを何人にするかとか、 バックバンドをどの規模にするかなどを相談していきますね。
番組側が「やりたい事」とアーティスト側が「やりたい事」が必ずしも一致するわけではないので、そこは双方ともに納得するまで打ち合わせをやりますね。

山口 「こうなったらいいなぁ」というイメージを10台を超えるカメラでどんな風に撮って、次のカメラにどう渡していくかを考えるのがカット割りです。1曲ずつ、聞いては止めて、歌詞に鉛筆でカット内容を書き込んで、やっぱり消して…試験勉強さながらの缶詰状態の中、ベストヒット歌謡祭だとおよそ800カットくらいに割っていきます。そのカット割りというイメージ図をもってリハーサルに臨み、修正を繰り返して、いよいよ生本番!という流れです。

上野 ベストヒット歌謡祭は年に1回の番組なので、アーティストの方々に「出演してよかった!来年も出演したい!」と思ってもらえるかどうかが非常に大事なんですよね。

もともとお二人は音楽が好きなのですか?

写真

上野 洋楽が好きでよく聴いてましたが、邦楽はあまり聴いて無かったですね。
邦楽をきちんと聴くようになったのは、ベストヒット歌謡祭を担当するようになってからですね。

山口 音楽自体は大好きですよ。僕も洋楽中心でしたけど…。他のスタッフももちろん音楽好きが多いとは思います。でも音楽だけが好きな人はいないですかねぇ。

上野 音楽番組を担当するからといって、音楽に対する特別な専門性が必要かというと、そうではないと思いますね。例えば僕は、「ベストヒット歌謡祭」をする一方で「土曜はダメよ!」っていうバラエティ番組も担当していて、山口さんも「マヨなか笑人」、「もんくもん」っていうバラエティ番組を担当してますもんね。

山口 読売テレビの制作でラッキーなのは、1人でいろいろな番組を経験できることかな。
テレビ局によっては、音楽番組を担当している人はバラエティ番組に携われなかったりするみたいですけど、うちは昨日まで歌番組やっていたのに、今日は漫才の収録かって。そこは面白いんじゃない?

上野 そういえば、「鳥人間コンテスト」も数年間は2人でディレクターやってましたね。

山口 あの番組なんてほとんどスポーツ番組だしね。全国でこんな企画はうちしかやってないから、すごいなぁって思いながらやって、 放送終わったら今度は情報番組のロケ行って…。

ベストヒット歌謡祭のスタッフは何人?

写真

上野 スタッフは総勢500名くらいですね。
山口さんと僕は1年以上前から、どうする?ああする?っていう事を話していて、本番の2ヶ月前になったくらいに美術チームや技術チームと打ち合わせをしていく感じですね。
最初は美術セットをどうするかっていうのが大切だから、それをずっと打ち合わせしてますね。
美術セットが見えてきた段階で、カメラをどこに置く、照明をどうする、とかで多くの人間が関わってきます。

山口 そんな各セクションが試行錯誤してできた番組を何万人もの方々に観ていただいていることが一番うれしいですね。本番が近づくと、全員精神的に追い込まれていくけど、どこか楽しんでる感じもあって、何とも言えない一体感もありますし。

どんな学生にきてほしいと思いますか?

上野 こだわりが強い人ですかねぇ。
音楽番組でこんな事やりたいとか、漫才番組でこんな事やりたいとか、ドラマでこんな事やりたいとか。
やりたいことが明確にある人であれば、すごくいいと思います。こだわりが強ければ、多分、何の番組やってもうまいこといくと思います。

山口 制作はADがイス並べて寝てる、みたいなことを想像する学生さんも多いかもしれませんが、一つ言えることは、とんでもなく楽しいと思える瞬間がある仕事です。
ベストヒットで言えば、たった2時間の放送に向けて500人のスタッフそれぞれが自分自身を追い込んでいき、本番が終われば、たぶん500人のほとんどが各地で宴を開いている、そんな仕事です。
そんな喜びを分かち合うために、最後の最後までベストを尽くす人にきてほしいです。

写真
  • ytv MyDo! >