プラチナイト

読売テレビ・新ドラマ 恋愛時代読売テレビ・新ドラマ 恋愛時代

4月2日(木)よる11時59分START

STORY ストーリー

第1話

4月2日(木)よる11:59

あらすじ

らすじ

―ここは結婚式場に併設されたお洒落なレストラン。中のテーブルには4回目の結婚記念日を祝う、衛藤はる(比嘉愛未)と早勢理一郎(満島真之介)の姿があった。
「奥様。結婚記念日おめでとうございます」
笑顔でワインを注ぐウエイターに、はるが微笑んで答える。
「あ、奥様じゃありません。私達、もう離婚してるんです」

はると理一郎は離婚してすでに2年半も経つ「元夫婦」。とはいいつつ、食事だのカラオケだのと何かと理由をつけては会っている奇妙な関係だ。お互いのことはよく分かっているし、ノリも会うし、趣味も近い。一緒にいると楽なので、ついついズルズルと腐れ縁を続けてしまっているのだ。
「あの2人、一体、何やってんだか」
はるの妹のしず夏や理一郎の友人の海江田はそんな2人を半ば呆れ顔で眺めている。

はるにだって、自覚がないわけではない。毎月理一郎から振り込まれる慰謝料の回数がそれを物語っている。それを理一郎が払い終えたら2人は正式に他人。
今は猶予期間なのだ……。
「1人であがいてもうまくいかない。身を任せることも必要でしょう? 水泳も、恋愛も」
そう言ったのは、はるの職場のスポーツクラブに水泳を習いにきている大学准教授の喜多嶋(佐藤隆太)だ。流れに身を任せ、自然にお互いが違う相手とめぐり合い、新しい恋愛をはじめる。いつかはそんな時が来るのかもしれない。だが、その「新しい恋」は余りにも唐突にやってきた。
ひょんな言い争いがきっかけで、はると理一郎はお互いの再婚相手を紹介しあうことになってしまったのだ。
「俺がお前の再婚相手を見つけてやる!」
「私だって、あんたにピッタリの可愛くて家庭的な相手を見つけてあげるわよ」
最初は売り言葉に買い言葉。ちょっとしたいつもの意地の張り合いだったのだ。

だが、そんな時に絶妙のタイミングで理一郎の前に永冨(淵上泰史)が現れる。結婚式場で宴会担当として働く永冨は、かつて花嫁姿のはるを見て一目ぼれ。その想いをずっと暖め続けていたのだ。

4年前の結婚式の日。はるを待っている理一郎は、控え室で永冨に逃げ出したくなるような、自分の不安な心境を吐露していた。
皮肉なことに、理一郎がはるの話をすればするほど、永冨ははるという女性に興味を持ってしまっていたのだった。

そして、現在―永富は意外なことを口走る。
「早勢さん。もしよろしければ、僕にはるさんを紹介してください。あの結婚式から4年。はるさんの花嫁姿が僕の瞼に焼き付いて離れないんです!」
永冨の頼みを断るに断れない理一郎は、はると永冨を引き合わせることにする。

一方のはるは、どんな女性を理一郎に紹介していいか悩んでいた。はるは、結婚式を挙げた日の理一郎の姿を思い出す。
「俺……世界一の幸せ者だわ」
はるの花嫁姿を見てそう呟いた理一郎。人生最良だったあの日の事が忘れられないはるの心は乱れる。
「……一体誰を紹介しろっていうのよ!」

はるは、自分の気持ちを押えきれず、父がDJをつとめるラジオ番組に電話をかけた。長崎で牧師をしているはるの父・銀一(大石吾朗)は、最近ではラジオに出演してリスナーの悩み相談を請け負い、密かに人気を博しているのだ。あくまで他人のふりをして、銀一と電話越しで会話するはる。
「1回別れた人と、会ってるとどうしても喧嘩しちゃって……」

銀一ははるに「大人になるように」アドバイスする。
「お互いに、一度相手の心をとらえた相手なんですよ。もうお互いに恋してるんです。同じ相手なら、二度目の恋なんて必要ない。大人になりなさい」 銀一のアドバイスははるの胸に沁みた。はるは「大人になってもう一度理一郎に向き合おう」と決め、理一郎のもとへと向かうのだが…
理一郎も意外な決意をしていた…

次回予告

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