おはよう!ドクター

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2017.1.28

#85 肺がん第4の治療法・免疫療法

肺がんの死亡数は男性は1番目、女性では2番目に多く、進行した段階で見つかると治りにくい病気です。

今回のおはよう!ドクターは、肺がん第4の治療法・免疫療法をお送りします。

肺がんの治療は現在ではどの様になっているのですか?

肺がんの治療はがんを切りとる「手術」、がんに放射線をあてる「放射線療法」、抗がん剤などの薬を使う「薬物療法」とありますが、現在は第四の治療法として免疫療法が注目されています。

その免疫療法、具体的に教えてください。

現在注目されているがん免疫療法は、簡単に言うと人間の持つ免疫力をうまく利用して病気を治療するという治療法になります。
現在使われる新薬は、「免疫チェックポイント阻害薬」と呼ばれている今までにないタイプの薬になります。

免疫チェックポイント阻害薬?聞き慣れない言葉ですが。

身体に侵入した異物などを攻撃するT細胞というものがあるのですが、がん細胞はそのT細胞の働きを抑えるアンテナを出してT細胞の受け皿に結びつき、攻撃にブレーキをかけているということが分かってきました。
このタイミングを免疫チェックポイントといいます。
T細胞が働きを封じられた結果、がん細胞は私達の免疫から逃れて、がんが進行して行きます。
そこで、免疫チェックポイント阻害薬を使うと、がん細胞のアンテナとT細胞の受け皿が結合することを遮断します。
その結果、T細胞ががん細胞を攻撃できるようになり、T細胞の攻撃力は復活します。

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大阪医科大学附属病院   藤阪 保仁先生

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