おはよう!ドクター

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2016.10.22

#82 卵巣がん・進化する最新治療法のすべて

みなさん、婦人科系の病気、ちゃんと検査していますか?
卵巣腫瘍の85%は良性、しかし15%が死亡率の高い「卵巣がん」です。
特に50歳以降と高齢になると、死亡率は高くなっています。

今回のおはよう!ドクターは、卵巣がん・進化する最新治療法のすべてをお送りします。

卵巣がんの症状に関してはいかがですか?

初期にはほとんど症状はありません。
腫瘍が大きくなると下腹部にしこりを感じたり、圧迫感があったり、あるいは膀胱が圧迫されて尿が近くなるなどの症状になります。

卵巣がんの検査方法は?

超音波検査やMRI検査、CT検査や良性か悪性を区別するために血液検査があります。
卵巣がんかどうかの最終の判断は、手術で病理検査を行い判断をします。
がん細胞のタイプやがんの広がり方などが分かれば、治療方針を決めます。

卵巣がんの新しい薬物療法は、どのようなものがありますか?

最近では分子標的薬という薬も一般的になってきました。
細胞増殖に関連する物質を標的とし、がん細胞の増殖にブレーキをかける作用があります。
正常な細胞の増殖も抑えてしまいますが、細胞を殺す作用はもっていないため、殺さない抗がん剤とも呼ばれます。

ほかにも最先端の治療はありますか?

免疫療法があります。
外からウィルスや菌などが入ってきたり、がん細胞ができたりすると、人の体内ではそれらを排除するために「免疫」と呼ばれる機能が働きます。
がん細胞はこの「免疫」機能から逃れるように巧妙にバリアを張っています。
このバリアの正体が近年明らかとなり、新たな免疫治療が考案されました。

卵巣がんの新薬は開発されてきてはいるものの、やっぱり早期発見が重要ですよね。

卵巣がんは女性ならいつ、誰がなってもおかしくない病気です。
卵巣がんは自覚症状がないまま、他の臓器に転移して症状が現れるということもあります。
年に1回は婦人科を受診して身体の状態をチェックしましょう。

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大阪府立成人病センター 婦人科   上浦 祥司先生

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