おはよう!ドクター

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2016.3.26

#75 乳がんの再発・転移で目指すべき治療

乳がんは、再発・転移するがんとして、知られています。
他の臓器に転移した乳がんは完全に治すことが難しく、多くの人が治療後も不安を抱えています。

今回のおはよう!ドクターは、乳がんの再発・転移で目指すべき治療をお送りします。

乳がんの再発や転移とは、どういう状態をいうのでしょうか?

再発は、目にみえないがん細胞のかたまりが、乳がんになった最初の時点から
からだのどこかに潜んでいて、初期治療をくぐり抜けて後になって出てくることです。
手術をした側の乳房やその周囲の皮膚やリンパ節に起こるものを局所再発といい、
手術後にがん細胞が血液やリンパ液の流れに乗って、ほかの臓器に転移するものを
遠隔転移と言います。脳や肺、肝臓、骨などの乳房から離れた場所に発生する場合が
あります。

乳がんが局所再発した時の治療法はどのようなものですか?

局所再発は、温存した乳房内でがん細胞が残り、増殖し大きくなったものです。
この場合は再度手術によって乳房を切除し、そのあとに放射線治療や薬物治療を
行って完治を目指します。

乳がんの遠隔転移の治療はどのようにするのですか?

遠隔転移が起きた場合は、がんを完全に取り去ることは、困難です。
乳がんのタイプに合わせた薬物治療と並行して、症状を和らげる緩和治療を早い時期から行って、通常の生活を少しでも良い状態で少しでも長く送ることを目指します。

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大阪府立成人病センター 臨床腫瘍科   吉波 哲大先生

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