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『道浦TIME』

新・読書日記 2019_109

『未来の地図帳~人口減少日本で各地に起こること』(河合雅史、講談社現代社新書:2019、6、20)

累計76万部突破の「未来の年表」シリーズの著者の最新作...と帯に書いてある。

そうなんです、最新作。

著者は「未来の年表」で、「人口」に関するデータを使って、これからの「人口減少社会・日本」に起こる「不都合な真実」を「未来の年表」で表して、注意喚起してきた。これは(データは公開されているものだから)誰にでもできそうで、誰にでもはできない作業だ。

今度も、同じく人口データ(数値)を使い、それがあぶり出す「各地域の人口の数値」が、「地域」にどのような影響を及ぼすのかを記している。同じ問題に、別の局面から光を当てた感じ。

やはり今までのような「街」と、その周囲の生活というものとは、どんどん失われていくんだなと。すでに今年出て来た、コンビニエンスストアが「24時間営業」をやめる、という出来事などは、身近で分かりやすい現象だ。これまで「コンビニエント(便利)」になって来た日本社会が、間違いなく加速度的に「インコンビニエント(不便)」になっていく。「不便」をどのくらい我慢できるか?我慢できない不便とは、何なのか?優先順位を考えながら、頭を使って、考えていかなくてはいけない社会・時代がやって来る。ある意味、望ましいかもしれないね、何も考えなくてもいい社会になってしまった"今の日本人"にとっては。


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(2019、8、10読了)

2019年8月23日 15:05 | コメント (0)