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『道浦TIME』

新・読書日記 2019_050

『わたし、定時で帰ります。』(朱野帰子(あけのかえるこ)、新潮文庫:2019、2、1第1刷・2019、3、20第6刷)

他局ですが、ドラマの1回目を見て「これは面白い!」と。原作をたまたま見つけてすぐ購入。時代を反映してますよねえ。今年2月1日第1刷ですぐに3月20日にはもう第6刷!売れてます!よく見たら原作者のペンネーム「朱野帰子(あけのかえるこ)」、「(徹夜)明け」で「帰る子」ですよ!!

タイトル通り「定時で」帰る30代の女性が主人公。仕事と上司と恋と闘いながら、また実は「モーレツ社員だった父の影」を引きずりつつ、その背景には何と、祖父も関わったという「インパール作戦」まで出て来るという。

難題を自ら安請け合いで引っ張り込んできて「責任は取る」と言うだけで実際は何もしないで、失敗は部下の責任にしてしまう困った上司・福永を見ていると、自然と安〇総理を思い浮かべてしまう・・・。

ドラマでは主役が吉高由里子で、これはイメージがぴったり。上司で元・婚約者の晃太郎の役は、ドラマでは向井理だけど、もう少し強引な感じの人がイメージ。松岡修造とか、小澤征悦とか。年齢が少し釣り合わないかな?


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(2019、4、27読了)

2019年4月29日 21:05 | コメント (0)