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『道浦TIME』

新・読書日記 2018_025

『通じない日本語~世代差・地域差からみる言葉の不思議』(窪園晴夫、平凡社新書:2017、12、15)

窪園晴夫先生にはお会いしたことはないが、これまで何冊か本も読んでいるし、神戸大学にいらっしゃったことも知っていた。今は国立国語研究所の副所長で、しかも2015年4月からは「日本言語学会」の会長に就任。それは知らなかった。1957年生まれ、鹿児島生まれだったのですね。それも知りませんでした。

1部の「中高年の悩み」は、「昭和の日本語」「何でも略す日本語」「パンツをはかない女性たち」「発音も変わる」「全然OK」というように、「変化する日本語」について取り上げている。しかし言葉があまり変わりすぎると、女性もパンツをはかなくなる・・・アクセントの違いで、意味が変わる・指すものが変わるという話ですね。帯にも・・・本の帯にもこの言葉が書かれているんで、ちょっと恥ずかしいです。しかし、これは言葉の変化について幅広くコンパクトにまとめてあるので、面白くて分かりやすいです。

第2部は「ところ変われば」と言うことで、国内の方言、特に窪園先生の地元「鹿児島の言葉」を取り上げていて、こちらは、私はあまり興味はなかったんだけど、最後に「和歌山の言葉」を取り上げていて、「和歌山の言葉は、一番進化している」と。勉強になりました。


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(2018、2、3読了)

2018年3月 1日 15:26 | コメント (0)