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『道浦TIME』

新・ことば事情

6650「二荒山」

栃木県にある、

「日光二荒山神社」

を紹介した VTRでのナレーションで、「二荒山」を、

「フタアラヤマ」

と間違って読んでいたというご指摘を視聴者から受けました。(「ミヤネ屋」ではありませんが)。これは正くは、

「フタラサン」

なのです。もともとは、そのまま読んで、

「フタアラサン」

だったものが、「タ」と「ア」がくっついて(「ア」が脱落して)縮まり、

「フタラサン」

となったのでしょう。そして、「二荒」を「音読み」した、

「ニコウ」

が、詰まった音「促音」になって、

「ニッコウ」

になり、よりおめでたい漢字を当てたのが、

「日光」

ですね。同じようなことは、兵庫県にもあります。

「六甲山」

は、もちろん、

「ロッコウサン」

ですが、もともとは「甲」を「六つ」伏せたような形から「六甲」と書いて、

「ムコ(ウ)」

と読んでいたものが、「音読み」されて、

「ロッコウ」

になり、「ムコ(ウ)」には、

「武庫」

の漢字が当てられるようになったそうです。

似たような地名の表記の由来は、あるものですね。

(2018、1、12)

2018年1月14日 19:10 | コメント (0)