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『道浦TIME』

新・ことば事情

6029「矢切りの渡し」

4月13日の「ミヤネ屋」でのパネルで「瀬川瑛子さん」が出て来て、その紹介の中に出て来た曲名に、

「矢切りの渡し」

とありました。これって「細川たかし」さんが歌ったのが有名だけど、「競作」になったんだよな。でも、地名の「矢切」は「り」の送り仮名はないだろう?と思って調べて見ると、「細川たかし」さんの曲にも、他の歌手が歌う競作曲(同じ曲)でも「り」は入っていないし、何より「作詞者の石本美由紀さん」のタイトルにも「り」は入っていなくて、

「矢切の渡し」

となっていました。ところが、「瀬川瑛子さんのレコードジャケット」には「り」が入って、

「矢切りの渡し」

になっているのです!

そして、瀬川さんのオフィシャルサイトの曲目紹介欄でも「り」は入っていない、

「矢切の渡し」

となっていますし、「JASRAC」のサイトでも「り」は入っていません。

ということで、送り仮名「り」は付けずに、

「矢切の渡し」

として放送したのですが、一体全体「り」が入った、

「矢切りの渡し」

は、その後どうなったのでしょうか???

(2016、5、3)

2016年5月12日 21:49 | コメント (0)