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『道浦TIME』

新・ことば事情

6012「ならしの市役所」

 

 

ふと、気付きました。

「ならしの市役所」

と読んだ場合、読み方によって、

「習志野市役所」

千葉県の「習志野市」の市役所を指すケースと、

「奈良市の市役所」

と、「奈良県奈良市」の市役所を指す場合があります。アクセントとしては、

*「習志野市役所」=「ナ/ラシノシヤク\ショ」

*「奈良市の市役所」=「ナ/ラ\シノ・シ/ヤク\ショ」

で区別がつきそうなものですが、「奈良」のほうは「2語」の区別をしなければ、

*「奈良市の市役所」=「ナ/ラ\シノシヤクショ」

となって、「習志野市役所」と区別がつきにくくなります。

これを避けるためには、「奈良」のほうは、きっちりと「2語」に分けて

*「奈良市の市役所」=「ナ/ラ\シノ・シ/ヤク\ショ」

と、「ナラシノ」と「シヤクショ」の2語に区切って、

「『アクセントの山』を作ってやること」

ですね。これで間違いは、より防げると思います。

 

(2016、3、3)

2016年3月 4日 11:13 | コメント (0)