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『道浦TIME』

新・ことば事情

5733「ナフキンとナプキン2」

「平成ことば事情1932ナフキン」「平成ことば事情5497ナフキンとナプキン」の続きです。

読売テレビの食堂に置いてある「紙ナプキン」。それを入れてある所には、

「ナフキン」=10か所

「ナプキン」= 2か所

という表記の違いがあると。その理由を食堂のおばちゃんに聞こうと思っていたんだけど、なかなかおばちゃんも忙しそうで聞けなかったのですが、先日、ついにチャンス到来!聞いてみました。

「これ、『ナフキン』と『ナプキン』の2種類の表記があるんですよ。どうしてですかね?」

と聞いたら、それには、直接の答えは返って来ませんでした。そこで、

「『ナフキン』と『ナプキン』、どっちが正しいと思います?」

と聞いたところ、表情も変えずに、

「そりゃ、『ナフキン』でしょ!」

という答えが返って来たのです。

「いや、標準語では『ナプキン』ですけど」

と言うと、

「え?本当ですか・・・知らなかった・・・」

という反応でした。大阪の人はみんな「ナフキン」だと思っているのかな?もしかしたら「気付かれない方言」なのかもしれません。

 

(2015、5、4)

2015年5月 5日 23:45 | コメント (0)