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『道浦TIME』

新・ことば事情

5305「大根焚きの読み方」

 

2013年12月10日のNHK「正午のニュース」を見ていたら、京都市右京区「鳴滝 了徳寺」で行われた、

「大根焚き」

の様子を報じていました。その際にこの「大根焚き」を、

「だいこだき」

とアナウンサーは読んでいました。「大根」を普通に「だいこん」と読むか、今回のように「だいこ」と短く言うか?については、以前から、

「京都・千本釈迦堂」

で行われる「大根焚き」は、

「だいこだき」

と短く読んでいるように思います。実際に、過去2年間の読売テレビの報道の原稿を検索しても「千本釈迦堂」は「だいこだき」でした。(2013年12月放送)

しかし、

「姫路市の書写山の阿弥陀寺」

で行われた「大根焚き」は、

「だいこんだき」

と普通に「ん」が付いていました。(2013年11月23日放送)

ということは、もしかしたら、

「京都は『だいこ』、それ以外は『だいこん』」

なのかもしれませんね。

 

 

(追記)

2013年12月18日のNHKのお昼のニュースで和歌山・紀三井寺で行われた「大根焚き」の様子を放送していました。その際には、

「だいこんだき」

とアナウンサーは読んでいました。やはり京都以外は「だいこん」かな。

(2013、12、18)

 

(2013、12、10)

2013年12月11日 10:26 | コメント (0)