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『道浦TIME』

新・ことば事情

5270「輪行」

 

NHK-BSの番組で、俳優の火野正平さんが自転車で全国を巡る旅をやってるんですね。時々電車も使いますが。もう何年もやってるみたいなんですが、つい最近知りました。ナレーションも全くなくって、ただダラダラ・・・(というと語弊があるが、編集もしているので)とにかくずっと行くんですね。「ブラタモリ」とかそんな感じの自転車版。日本って広いなあと思いますね。その番組の最後の翌日の予告のところに

「輪行」

という言葉が出て来ました。「自転車」で行くから「輪行」なのか。それとも、行く先々の人たちとの「ふれあいの輪」を求めるたびなので「輪行」なのか?初めて見た言葉です。国語辞典をいくつか引きましたが、載っていません。造語かな?

俳句を読む旅だと、

「吟行」

というのがありますが。グーグル検索(11月10日)では、

「輪行」=224万件

も出て来ました!

それで、ウィキペディアには載ってるんですよね!

「輪行(りんこう)とは、自転車の乗員が自転車を公共交通機関(鉄道~船~飛行機など)を使用して運ぶこと。サイクリストや自転車旅行者が、行程の一部を自走せず省略するために使う手段。公共交通機関を利用しない自走以外の移動(例えば自家用車積載)は輪行とは呼ばない。」

あ、ずっと自転車で行くことではなく、途中で公共交通手段も使って移動することなんですね。まさに火野さんは「輪行」だったのですね。納得。

それにしても224万件も、こんなに使われていることにオドロキ!

(2013、11、10)

2013年11月11日 12:40 | コメント (0)