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『道浦TIME』

新・読書日記 2013_158

『地名に隠された「南海地震」』(谷川彰英、講談社+α新書:2013、3、19第1刷・2013、6、6第2刷)

今年の夏休み中に読み終えた一冊。「地名」に、津波などの「自然災害の記録」が残されていると主張する著者。「地名は先人からのメッセージである」と。たとえば「浦・津・川・浜」が付く地名は「水害」に遭ったことがある場所だと。たしかに、そうかもしれないなあ。そして、そういった災害に実際に遭遇した場合に「どこへ逃げるのか?」も地名には示されているのだと。まず「街道」。昔から、そういった水害にさらされない場所が街道になっているという。「東海道」では、名古屋近辺では「街道」足りうる土地(宿場町となりうる安全な場所・高台)がなかったので、桑名までは「海路」が「五十三次のルート」になっていたのだという。また、各地にある「神社」も、安全な場所に設置されているという。そして各地の「津波碑」にも注目すべきだと指摘。さらに、地名と地形から見る原発の危険度にもページを割いている。「山辺」は動かないのに「海辺」は常に動いてきた。個々に注目すると「津波対策」が見えて来ると主張している。

 


star4

(2013、8、15読了)

2013年9月24日 12:11 | コメント (0)