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『道浦TIME』

新・ことば事情

5129「ジャカランダ」

皆さんは、

「ジャカランダ」

という花をご存じですか?

紫色・藤色の小さな花が木にいっぱい咲いています。

ポルトガルの春を代表する花「ジャカランダ」の写真が送られてきました。

何を隠そう、私は十数年来、大阪日本ポルトガル協会の会員でもあるので、定期的にこういった通信が送られてくるのです。

こんなことでもないと、この花を知ることはなかったかもしれません。

「春の花」と言えば、日本ではなんと言っても、

「桜=ソメイヨシノ」

ですけれど、異国情緒と言うか、まさにお国柄。国それぞれなんでしょうねえ・・・と思っていたら、翌日、大阪ポルトガル協会からの写真を見た、大阪・寝屋川市の会員の森本佳明さんという方が、

「我が家のジャカランダも今満開です」

というメールを写真つきで送られてきました。きれいですねえ。

ジャカランダ写真

あ、本当だ。おんなじ花だ!

日本でも見られるんですね、ジャカランダ。辞書(『広辞苑』)を引くと、

「ノウゼンカズラ科の一属。熱帯アメリカ原産。ブラジル産の一種は高さ10余メートルの落葉高木。(中略)青紫色で長鐘形の美花を多数つける。熱帯地方で街路樹や庭樹として広く栽培。ハカランダ(スペイン語読み)」

とありました。

(2013、6、13)

2013年6月14日 13:13 | コメント (0)