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『道浦TIME』

新・ことば事情

4869「格式」

 

『日本人の数え方がわかる小事典』(飯倉晴武、PHP新書)という本を読んでいたら、「法律」の数え方の項140ページ)に飛鳥時代の「律令」で、

「『格(きゃく)』は『追加法』のこと、『式』は『施行細則』のこと。」

と書かれていました。

ということは、

「格式がある」

とうのは「位(身分)が高い」というのではなく、

「(決まりなどが)きっちりしている」

ということでしょうかね?

また、NHKのEテレ(元教育テレビ)の「日本語であそぼう」を見ていたら、

「千日の稽古を"鍛"とし

万日の稽古を"錬"とす」

という「名文」を紹介していました。「鍛」と「錬」で、

「鍛錬」

なんですね。宮本武蔵の言葉なのだそうです。「五輪書」かな?なんだか

「ボクと君とでヤンマーだ」

みたいな感じではありますが。「ヤン坊マー坊天気予報」!最近、見てないなあ。

「ヤンマー」と言ったら、「マンチェスター・ユナイテッド」のスポンサーになったという全面広告が、先日、新聞に載っていました。

「セレッソ大阪」に香川選手がいたのが関係あるのかな?

(2012、10、19)

2012年10月22日 19:02 | コメント (0)