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『道浦TIME』

新・読書日記 2012_064

『放射能から子どもの未来を守る』(児玉龍彦+金子勝、携書Discover:2012、1、20)

 

児玉さんと金子さんは、なんと大学の同級生だった!知らなかった!

児玉さんと言えば「内部被曝研究」の第一人者で、国会での「政府の無策ぶりの糾弾」によって、一躍、一般にも有名になった学者。その児玉さんが、母親たちが子どもたちのために「除染」に立ち上がった姿を、驚きと感動で見つめている。

政府は「パニック」を防ぐために情報を遮断したが、それは失敗だった。今の日本人は「パニック」に陥らないのか?それだけのリテラシーを備えているのか?わからないが、政府は冷静に情報を提供することが必要であった。まったく情報をシャットダウンするのは、やってはならないことだ、ということが、こういった放射能の災害に関しては必要だと、当たり前だが納得。

そして、やはり我々「おとな」は「子どもたちの未来」を守らないといけない。持続可能な日本は、子どもたちが育ってこそである。そのために出来ることをやらなくてはならない。

 

 

 


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(2012、3、30読了)

2012年4月13日 18:16 | コメント (0)