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『道浦TIME』

新・読書日記 2011_223

『女の才覚~日本の女性がなくしてしまったもの』(大宅映子、ワニブックスPLUS新書:2011、12、25)

 

「ミヤネ屋」にご出演いただいている大宅映子さんの著書。

100歳で大往生した母・大家昌に教わったこと・学んだことを書いたもの。

本屋さんで見つけて、「前書き」部分を立ち読みしていたら、

「最近の若い人は、『なでしこの花』がどんな花かも知らないことが、テレビ番組の中であきらかになった」

という記述が。

「あ、これって『ミヤネ屋』で『なでしこジャパン優勝』の後に『なでしこの花ってどんな花?』という企画をやったときのことじゃないか!?」

と思って購入。翌日の「ミヤネ屋」にご出演いただいたあとの大宅さんに、

「ご本の前書きは、『ミヤネ屋』のことですよね?」

と伺うと、「そうよ」とおっしゃってました。

昔は家庭の中で自然と教わっていたようなことが、下の世代に伝わらないことに危惧を感じてらっしゃると。その意味で、古希を迎えた大宅さんが、これまでにお母様から学んだことを残しておこうと。真っ当な本です。

 

 


star3

(2011、12、13読了)

2011年12月17日 12:18 | コメント (0)