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『道浦TIME』

新・読書日記 2011_153

『本当は誰が一番?この国の首相たち』(八幡和郎、ソフトバンク新書:2011、4、25)

 

2011829日、民主党の代表選が行われ、野田佳彦・財務大臣が、海江田万里・経産大臣との決選投票を制して代表の座についた。あす30日、第95代内閣総理大臣の座につく。

さて本書は、「ミヤネ屋」に以前コメンテーターとしてご出演いただいていた八幡和郎氏の著書。著者は政治家をランク付けした本を他にも出している(知事とか)。本書では、戦後の首相たちを、「独自の基準で」採点していく。だから、必ずしも巷間言われているような評価とは同じではなく、「えー、なんでこの人の評価がこんなに高いの?」という例や、その逆もあるが、「世間の人気」(世論調査や支持率など)とは別に、

「首相とはどうあるべきか」

という「理想」を尺度に判断しているので、「こうあるべき」という方向性を考える(つまり、日本という国の未来を考える)には、良いテキストかも。このタイミングで読むには良い本だと思う。ということで、夏休みのお盆の間に読みました。

 

 


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(2011、8、11読了)

2011年8月30日 21:26 | コメント (0)