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『道浦TIME』

新・ことば事情

4245「審決」

 

20101117日の「ミヤネ屋」の「ヨミ斬りタイムズ」で選んだ新聞記事の中に、乳酸飲料の「ヤクルトの容器」は、

「立体商標」

であると、知財高裁で認められたという記事がありました。(「知財高裁」というのは、知的財産権に関する専門の裁判所です)

この記事の中にあった、

「特許庁に対し、登録を認めなかった審決の取り消しを求めた訴訟」

という文章の中で、

「審決」

という言葉が出てきました。「審判」「判決」は見たことがありますが、「審決」は初めて目にする言葉です。辞書を引くと、

「しんけつ」

と読み、意味は、

「公正取引委員会や特許庁が、具体的な事件について審判手続きを経て下す公権的な判断決定」

とありました。いろいろ難しい専門用語があるのですね。

 

(2010、12、10)

2010年12月21日 18:10 | コメント (0)