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『道浦TIME』

新・ことば事情

4171「副教頭」

先日、朝の『す・またん』を見ていたら、インタビューに答えている神戸大学の附属中学(だったかな)の先生の肩書が、

「副教頭」

となっていました。「副校長」というのは実は以前に見たことがありましたが「副教頭」というのは初めて見ました。

「もしかしたら間違いかも?」と思って、すぐに担当者に連絡をしたところ、

「『副教頭』で合ってました」

という回答とともに、以下のURLが。

http://www.google.com/m/search?guid=on&ie=Shift_JIS&sa=2&q=%8FZ%8Bg%8F%AC%8Aw%8DZ%81%40%95%9B%8B%B3%93%AA&site=universal

そこを開いてみると、

「国立大学法人神戸大学則」によると「第8条4」に、

「附属学校に,教頭を置く。校長の職務の一部を処理する教頭について,適当と認めるときは,当該教頭に対しては,副校長 (幼稚園にあっては,副園長とする。)を称せしめることができる。」

とあり、

「副校長」

という肩書が、また「第8条5には、

「附属学校(幼稚園及び特別支援学校を除く)に,主幹教諭を置き,適当と認めるときは,当該主幹教諭に対しては,副教頭 を称せしめることができる。」

とあって、

「副教頭」

という役職もあるようです。「主幹教諭」の中で「副教頭」と呼ばれる人もいると。

学校の先生の名称も、難しくなりましたねえ。もしかして、上の人の人数が多くなって、「肩書不足」なんでしょうか??

(2010、10、10)

2010年10月15日 10:33 | コメント (1)

コメント

役職を与えるというのはとても重要なことですよね。
「おまえは俺より下だぞ」とか「俺はおまえより上だぞ」とか言い聞かせなきゃ 社会は成りたちませんよね。
では

投稿者: 役職 日時:2010年10月15日(金) at 15:44