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『道浦TIME』

新・読書日記 2010_180

『ちびくろさんぼのおはなし』(へれん・ばなーまん、なだもとまさひさ訳、1999、5、20第1刷・径書房)

ほんとに小さな本。一時「ちびくろサンボ」が絶版になったあと、復刊した際に、京都産業大学の灘本先生が翻訳して出したもの。5歳の娘に読み聞かせました。おかあさんが「くろじゃんぼ」、お母さんが「くろまんぼ」・・・・。サンボがきれいな服を着てサンポに行くと、次々と虎が襲ってきて、「食べちゃうぞ」と。命と引き換えに、服やズボンや靴や傘を取られて・・・。

そのお話を読んでいて、「あっ!」と思いました。たしかにこの話は、「インドから搾取する帝国主義の大国」に見える!虎が、インドを蹂躙する大国に見えたのです!そうして虎たちは、お互いに争ってバターとなってしまうのはご存じのとおり。そのバターをつけて食べたホットケーキは、サンボ親子3人で200枚を超えているのには、びっくりしましたとさ。

 

 

 


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(2010、9、28読了)

2010年10月 1日 22:04 | コメント (2)

コメント

この物語で、昔からよくわからない点があります。トラがぐるぐるまわった結果のバターというのは、ホットケーキの材料ではありませんよね。つけるだけ。トラ3頭(だっけ)だと相当な量のバターになると思うのですが、200枚以上に塗ってもまだ余る量のはずです。あ、土がついたのはよけたのかな(笑)。

投稿者: かくた 日時:2010年10月03日(日) at 02:53

明日の朝ごはんはホットケーキにします。

投稿者: yoshi-q 日時:2010年10月08日(金) at 00:22