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『道浦TIME』

新・読書日記 2010_053

『不幸な国の幸福論』(加賀乙彦、集英社新書:2009、12、2第1刷・2010、1、19第2刷)

この前読んだ、読書日記052の『民主主義が一度もなかった国・日本』(宮台真司、福山哲郎、幻冬舎新書)にくらべると、格段におとなしい口調。たぶん"思い"は同じで、「日本を良くしたい、みんなの暮らしが少しでもよくなるように・・・」ということで、同じ頂を目指しているのだろうけど、表現の仕方でこんなに変わってくるものかと思って、「ああ、これは『北風と太陽』だな」と。もちろん、宮台さんは「北風」で、加賀さんは「太陽」。年齢(経験)の違いか??もちろん具体性は宮台さんの方があるが、何か「救い」がない。精神論のようなところになってくると、ちょっと宗教も絡んでくる。「生」と「死」の「死」を見据えて考えるかどうか、ということかな。(☆4つ)


star4

(2010、3、5読了)

2010年3月10日 12:28 | コメント (0)