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『道浦TIME』

新・読書日記 2009_104

『ウェブはバカと暇人のもの~現場からのネット敗北宣言』 (中川淳一郎、光文社新書:2009、4、20)

著者は1973年生まれの編集者・PRプランナー。博報堂を経て、元「テレビブロス」の編集者だったという。
刺激的なタイトルだが、要は、「ブログ・SNSの内容は、一般人のどうでもいい日常を描いているだけ」「明石家さんまさんやSMAPのメンバーのような超有名人は、たぶんブログをやらない」「ネットで流行るのは結局『テレビネタ』」「ネット住人は、品行方正だが怒りっぽい」ときて、最終章は「ネットはあなたの人生を何も変えない」と。
「あくまでも情報収集や情報伝達の効率的な道具として、インターネットはすばらしいが、ただそれだけだ。それ以上のものでもなく、以下のものでもない」と、まあこんなことが書かれている。


star4

2009、5、4読了

2009年6月17日 16:23 | コメント (0)