2008/01/21 放送
第五十話「最終決戦!」

 良守と時音は出会ってすぐに口論を始める。時音は1人で限の仇を討とうとする良守に自分も仲間だと訴える。すると、良守は時音を結界で囲み、頼っていたら火黒は倒せないと言って、走り去っていく。この後、良守は楼閣にいる火黒を発見。良守は話しかけてくる火黒の言葉を遮り、次々に結界を放つ。だが、人皮を着ていない火黒は軽々と良守の攻撃をかわしていく。結界に閉じ込められた時音は手間取りながらも結界から脱出する。
 火黒は良守の攻撃をかわしながら結界の分析を始める。続けて、火黒は友人がやられて悔しいかと良守を挑発し、剣を使って攻撃を仕掛ける。良守は2撃目を防いだものの1撃目は見切れず、横腹に傷を負ってしまう。この後、時音は火黒と戦っている良守を発見。時音は加勢しようとするが、突然現れた影宮に制止される。影宮は自分たちの出る幕ではないと時音を説得。時音が巻き込まれれば良守は戦えなくなってしまうからだ。

 その頃、離れた屋根の上には2人の戦いを見つめる紫遠の姿。紫遠は遊び半分だった火黒が本気になり始めている事に気付く。火黒は手応えがないと感じつつ良守に攻撃を加える。その時、火黒が振り上げた剣の切っ先がパキンと折れる。良守は絶界を発動したのだ。絶界を待ち望んでいた火黒は興奮しながらも絶界が完成の域に達していないと察する。火黒は過去に完成した絶界を見た事があると良守に告白し、時守の事を思い浮かべる。

 この後、火黒は一気に間合いを詰め、良守を斬りつける。良守は絶界で何とか防御。火黒は剣が折れても新たな剣で攻撃を続け、絶界が未完成だと再確認。すると、火黒は限の話題を切り出して良守を動揺させる。火黒は限が自分に似ていたと告白。続いて、火黒は自分が人間だった事を明かし、昔の事を回想する…。黒田(火黒)は友人の坂井と道場で対戦するが、敗れて落ち込む。坂井は木刀ではなく、真剣なら黒田の方が強いと慰める。
 その後、黒田は武士を斬って御用に。数年後、黒田は山で時守と出会う。時守は修羅の道に落ちた黒田に絶界を発動するが、黒田は隙を突いて逃げ出す。そして、黒田は待ちかまえていた坂井を斬りつけ、妖への仲間入りを果たす。回想後、火黒は自分のように自由になれと良守に勧める。良守が断ると、火黒はパワーを上げ、渾身の一撃を良守に放つ。

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2008/01/14 放送
第四十九話「哀しき妖花」

 時音と影宮がいた楼閣が倒壊し、崩れた欄干にぶら下がる影宮。瓦礫と共に落下した時音は下方にある橋にクッションの結界を作って着地する。この後、時音は橋の向こう側から来る藍緋と遭遇。その時、壊れた橋がさらに崩れると、藍緋は時音を助ける。白が仕込んだ蟲から開放され、黒芒楼を離れようとしていた藍緋は一旦研究室に戻ってから時音を解放。時音が助けた理由を聞くと、藍緋は久しぶりの人間の匂いに血迷ったと答える。
 藍緋は黒芒楼から逃げる事を勧めるが、時音は仲間を助けるため、逃げる訳にはいかないと答える。人間の絆を感じた藍緋は昔会った人間の男の事を思い出す…。50年前、人を襲った藍緋は妖花から人に化けるところを1人の男に目撃される。腹が満たされていた藍緋は男を見逃してやるが、男は藍緋との再会を望み、同じ場所に度々やってくる。そして、体が弱くて外出できないという男に頼まれ、藍緋は男の家で一緒に暮らし始める。

 藍緋はその生活を心地良いと感じ始めるが、その矢先に男の兄が亡くなってしまう。それから、体が弱くて仕事をしなかった男は家族を支えるために必死に働き、次第に体も丈夫になっていったという…。回想後、藍緋は何もできない男が他人のために身を削る事ができた理由が知りたくて人間を研究したと告白。時音は藍緋がその男を好きだった事に気付き、人を動かすのはその気持ちだと教える。そんな2人の会話は火黒に盗み聞きされる。

 この後、良守と時音を捜していた影宮は良守を見つけると、時音が黒芒楼に来ている事を教える。時音が楼閣から落ちた話を聞いた良守は急いで救出に向かう。時音が出ていった後、火黒は研究室を出て行こうとする藍緋を制止。火黒は培養槽の人皮が50年前の男の顔だと確かめてからその人皮を破壊し、藍緋はその行為に怒りを露わにする。
 巨大な妖花へ変身した藍緋は火黒に攻撃を仕掛ける。だが、火黒には全く効かず、動揺する藍緋。火黒は妖花のツタを刀で次々に斬り落とし、最後は茎を切断。この後、藍緋は部屋の外まで這っていくが欄干の所で息絶える。その頃、時音は良守を捜して回廊を走り回り、良守も時音を捜して続ける。そして、時音が呼びかける声に気付いた良守は声がする別の楼閣へ向かう。そして、時音と良守はようやく再会を果たす…。

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2007/12/24 放送
第四十八話「崩れゆく城郭」
 城郭が崩れる中、良守を捜し続ける時音は、サル妖、カッパ妖、ブタ妖を発見する。その頃、良守は影宮と地下牢から抜け出し、部屋にいる大量の妖に気付かれないように注意しながら移動する。良守は部屋に妖がいる事を誰に教わったかと考えるが、実は姫が良守の脳裏に力を授けていたのだ。この後、良守らは大量の妖の蟲と遭遇する。
 時音はサル妖らを脅し、良守が地下牢に囚われている事を聞き出す。良守は大量の蟲を怖がる影宮を連れて上の階へと逃れる。足手まとい扱いされた影宮は怒り、良守と同じ態度をとった限の事を思い出す。この後、良守は影宮を連れて外回廊へ出ると、火黒の事を捜し始める。山の岸壁では、箱田らが時子の姿を発見。黒芒楼への抜け道は完成したようだが、時子は黒芒が崩れ始めている事を繁守らに教える。
 正守は時音、良守、影宮が黒芒にいる事を時子に説明。正守は3人を助けるために必要な最小限の人数を連れて黒芒へ行く事を決め、時子は抜け道を保持するために残る事に。そして、正守、繁守らは黒芒に向けて出発する。その頃、時音は地下牢に辿り着くが、すでに中はもぬけの殻になっていた。火黒を捜している良守に対し、影宮は火黒を見つけてやると告げる。影宮は強い妖の妖気を辿る能力を持っているのだ。
 集中できる場所へ移動した後、影宮は火黒の妖気を見つけ出そうとするが、良守は火黒が人皮を身にまとっていた事を思い出す。人皮は妖気を遮断してしまうのだ。結局、影宮は火黒を見つけ出す事を断念し、良守は影宮に帰るように勧める。すると、影宮は限の仇をとる事の意味を良守に訊ねる。良守は限に借りを返すと言って楼閣の屋根へと消えていく。この後、影宮は回廊で時音とばったり遭遇。時音は影宮も捕まっていた事に驚く。
 影宮は良守が火黒を捜しに行った事を伝える。すると、時音は良守を心配して捜しに行こうとする。影宮は危険を顧みない時音に呆れながらも、良守の気配を追って居場所を見つけ出してあげる事に。良守の気配を捜し始めた影宮は、ものすごい妖気を持った妖の存在を感じ取る。そして、影宮は一番高い屋根の上に良守の気配を感知。良守はまっすぐ火黒に向かっていた。その時、時音と影宮がいた楼閣が倒壊してしまう…。
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2007/12/17 放送
第四十七話「因縁の決着」

 松戸は逃げる白を地下広間へと追い詰め、白沼と声をかける。この後、人の姿に戻った加賀見を見た白は、人の女房の姿を勝手に使うなと怒り出す。2人の確執は50年前にさかのぼる…。50年前、松戸は白沼(白)が妻のリサに愛情の欠片も見せない事に心を痛めていた。松戸はリサに想いを寄せていたのだ。その後、松戸は亡くなった白沼とリサの墓を掘り起こして愕然とする。白沼の死体だけ消えていたのだ。
 その時、松戸はリサが白沼の実験台にされて死んだと確信。リサの蘇生に失敗した松戸は、奇跡を起こすために悪魔(加賀見)と契約し、禁術に手を出してしまう…。回想後、白はリサが死んだのは事故だと言い訳するが、松戸は聞く耳を持たない。すると、白は蟲たちに指示を出し、蟲たちは松戸らに襲いかかる。だが、妖形態に変化した加賀見が蟲たちを返り討ちにする。松戸は妻を実験台にしてまで得たものは何かを白に問う。

 さらに松戸は、お前には求めるものが何もないと白に言い放つ。だが、白は体に変化を求めたと反論。リサが中身のない白沼に惚れた事が理解できないという松戸に対し、白はリサが醜い女だった事を明かす。リサは都合の良いように白を動かし、欲しいものを手に入れていたという。結婚後も望みの尽きないリサは最終的に不老不死を望み、白はそのために奔走したと訴える。そして、ある日の実験が失敗し、リサは自ら死を選んだという。
 白はリサの実験に付き合わされたと主張するが、松戸は白沼を繋ぎ止めるためにリサが不老不死を求めたと指摘。この後、白は松戸を操るため、蟲を体に寄生させようとする。加賀見は蟲たちを退治するが、松戸の額や体に数匹の蟲が直撃し、蟲を送り込むルートができてしまう。松戸は呪いの手法に詳しい加賀見が黙っていたため、裏切られたと勘繰る。
 追い詰められた松戸は右腕を渡すと条件を提示し、加賀見に助けを求める。すると、加賀見は白に攻撃を仕掛ける。加賀見の触手は白を貫き、松戸は蟲に侵入されずに済む。この後、加賀見は死ぬまで先生の味方だと微笑み、裏切られたと思っていた松戸は困惑する。松戸は倒れた白にリサを愛していたかを確認。白が人を愛した事などないと答えると、松戸はステッキを白に突き立てる・・・。
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2007/12/10 放送
第四十六話「異界の迷路」

 松戸と加賀見は黒芒楼を破壊していき、良守を捜して黒芒楼に潜入した時音は出くわした妖を槍結界で次々に貫いていく。そして、開放された良守は影宮の救出に向かう途中、屋根の上にいる火黒を発見する。だが、良守は怒りを堪え、影宮の救出を優先する事に。この後、時音は江朱と遭遇。時音の態度に激怒した江朱はタコのような本来の姿になって時音に襲いかかる。だが、時音は攻撃をあっさりと交わし、江朱を槍結界で貫く。
 その頃、正守、繁守らはムカデに乗って黒芒へ続く山に向かい、山のふもとで瞑想する時子は異界が崩れかかっている事を感じ取る。黒芒楼の寝所にいた姫は、城の異変に気付いて不安になり、大量のコードを引きずりながら廊下に出て行く。そこで姫は良守とバッタリ出くわす。良守は姫が黒芒楼に囚われていると勘違いし、首輪と足かせを外してしまう。姫は良守がただの人間ではないと察知し、良守を知るために尾で包み込む。

 姫は良守が城を潰そうと考えている事を読み取る。良守は姫の尾に包まれ、意識が朦朧としてしまう。すると、姫は良守の額に指を押し当て、光が良守の体内に吸い込まれていく。この後、姫は放心状態の良守を解放し、良守は何かに導かれるように走り出す。良守は大量の妖たちを滅しながら導かれるように城の中を進む。その頃、時音は楼閣辺りが爆発した事に気付く。松戸と加賀見は楼閣を破壊しながら白の事を捜していた。
 地下牢に囚われている影宮は恐怖に怯えながら、限の事を回想する。影宮は傷つきながらも必死に戦っていた限の姿を思い出す。そして、影宮は限が覚悟を持って戦いに臨んでいた事、良守がいくつもの修羅場を潜り抜けてきた事を悟り、2人に比べて自分が浅はかだった事に初めて気付く。この後、影宮は必死に爪を伸ばし、足を縛る糸を切ろうとする。
 だが、糸は全く切れる気配がなく、影宮は悔しさに涙をにじませる。その時、地下牢の壁が粉々に崩れて良守が姿を現す。良守は迷わずに地下牢まで来られた自分に感心した後、影宮を助けて地下牢を出ていく。その頃、白は寝所から姫が消えた事に気付く。そんな白に松戸と加賀見は背後から近づいて声をかける。松戸と白は睨み合いながら対峙する…。
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