2007/12/03 放送
第四十五話「黒芒楼の人柱」

 亜十羅を人質にとった左金は、烏森を明け渡せと正守に要求した後、烏森の力によって巨大化する。その頃、時音は良守らを連れて行く黒雲を追って山の中へ。すると、渓谷にある古びた門の内側に空間が口を開く。黒雲は空間に吸い込まれていき、時音も中に飲み込まれる。空間は異界へと続き、黒雲は黒芒楼に向かう。時音は黒芒楼の大きさに驚きつつも良守の事を捜し始める。その頃、黒芒楼の一室では紫遠が良守を縛りつけていた。

 巨大化した左金は、烏森を明け渡せと再度要求。しかし、巨大化した事によって狙いが定めやすくなり、正守は左金の腕を結界で囲んで亜十羅の救出に成功する。すると、正守は絶界を発動して左金を簡単にやっつけ、黒芒楼の妖たちは烏森から退散してしまう。黒芒楼では、良守が縛られながらも絶界のようなオーラを放ち、紫遠、碧闇は良守の扱いに苦労する。そんな中、碧闇は異界の空間の補修に良守を利用しようと思案を巡らせる。
 この後、良守が拘束される部屋に白が現れる。良守は火黒を出せと白に要求。白は自分の置かれた状況を無視した良守の発言に呆れた後、ぐるぐる巻きにした影宮を連れてくる。良守が影宮と知り合いだと確認すると、白は2人組の妖に合図を送る。すると、2人組の妖は、手から伸びた剣のような物を影宮の首筋に突きつける。白は影宮を人質にすると、良守に大人しく従えと命令。続いて、蟲が良守へと近づき、食らいつこうとする。
 だが、良守は全身からエネルギーを放って蟲を消し飛ばすと、白の要求を拒絶する。白は考えを変え、良守を地下牢に閉じ込め、体力を消耗させろと紫遠に指示を出す。烏森学園では、正守らが良守らの行方を捜索。そこに斑尾を連れた繁守が現れる。繁守は良守らが黒芒楼に連れて行かれた事を明かし、正守はすぐに黒芒に向かう手配を刃鳥に命じる。
 黒芒楼の紫遠は、良守を地下牢へ移動させるため、部下たちに指示を出す。その時、天井を突き破って松戸と加賀見が現れる。紫遠は松戸が生きていた事に驚く。加賀見は紫遠の部下たちを次々と退治し、紫遠はその場から逃げ出す。松戸は良守が繁守の孫だと気付くと、黒芒から立ち去る事を条件に助けようとする。だが、良守は火黒を倒さなければならないと断る。だが、松戸は自分が狙う白に手出ししなければ良いと言って良守を助ける。
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2007/11/26 放送
第四十四話「烏森の激戦」

 烏森学園の上空に黒芒楼の暗雲が立ち込めると、夜行の黄道、轟は炎陽玉をその黒雲へと放って戦いの狼煙を上げる。この後、正守は皆に声をかけ、夜行の面々が一斉に黒芒楼へ攻撃を仕掛ける。良守は上空で戦いながら火黒の姿を探し、時音は正確さを増した良守の結界術に感心。この後、屋上で戦っていた時音は影斬(かげきり)に袖を斬られてしまう。危険を察知した良守は時音を助けると、影斬へ向けて次々に結界を放っていく。

 だが、良守は床を自由自在に走る影を結界で囲む事ができない。この後、時音のアドバイスを聞いた良守は影斬を結界で囲む事に成功する。すると、良守は火黒の居場所を影斬に確認し、火黒が烏森にいる事を聞き出す。黒雲の上にいる左金は酒を飲みながら、モニター蟲を通して戦いの様子を静観。正守は黒芒楼の弱さに違和感を覚え、黒芒楼の狙いは別にあると考える。この後、左金はようやく腰を上げ、正守はただならぬ気配を察知する。
 左金は巨大な竜巻を起こしながら姿を現し、良守は圧倒的な妖気を感じ取る。白道は月刃、黄道は炎陽玉、刃鳥は翼を左金に放つが、バリアーのような渦巻きが全ての攻撃を防御。そして、左金が夜行を挑発した直後、斑尾は良守に火黒の人皮の匂いがすると伝える。良守は限の仇をとる事を優先して斑尾とその場を離れ、時音と白尾もその後を追う。
 良守は屋根の上にいる火黒を発見するが、これは良守らを誘き出すための罠。火黒の人皮をまとっているのは紫遠だった。良守はすぐに火黒でないと気付き、紫遠に火黒の居場所を訊く。紫遠が火黒は黒芒楼にいると明かすと、良守は黒芒楼へ連れて行けと要求。白から結界師2人を連れ帰れと命令されていた紫遠はその要求を受け入れ、良守に無数の糸を絡ませる。紫遠は別の屋根の影から様子を窺う影宮に気付き、影宮にも無数の糸を放つ。
 紫遠は時音の代わりに影宮を連れ帰って誤魔化そうと考える。そして、紫遠は良守と影宮を巨大な糸玉に包み込んで烏森を後にする。良守を見失ってしまった時音は、巨大な糸玉に包まれて運ばれる良守を発見。その頃、黒芒楼では、白が結界師を連れ帰るという今回の本当の狙いを姫に明かす。烏森学園では、左金が亜十羅を人質にとり、正守は手を出す事ができない。時音は傷ついた蟲を捕まえ、黒芒楼へ連れて行けと命令する…。
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2007/11/19 放送
第四十三話「暗雲の再来」

 時子は人里離れた渓谷で密かに黒芒への道を作る…。良守は尾行してきた秋津秀、影宮閃、八重樫大を寺の裏山に連れて行く。良守が用件を聞くと、影宮は手合わせしたいと言い出す。正統継承者の実力を知りたいという。この後、影宮らは3人で良守に攻撃を仕掛ける。良守は3人に翻弄され、最後は影宮が良守の首に爪を巻き付けて勝負がつく。勝負に勝った影宮は弱くてつまらないと良守を挑発し、怒った良守の体に絶界の気配が漂う。

 良守は黒芒楼との戦いを控えた時期にふざける影宮らに激怒。3人は豹変してオーラを放つ良守に狼狽える。秋津はふざけた事を謝罪するが、影宮は真面目にやれないと良守に食ってかかる。続けて、影宮はケタ違いに強かった限が負ける相手に敵うはずがないと本音を吐露。影宮は最前線で戦う限の背中を見ているだけで何もできなかったと告白し、良守も何もできなかったと推測。良守は責任を感じ、限の仇をとると3人に約束する。
  翌日、正守は良守が特訓している事を利守から教えられる。そして、良守が裏山で特訓していると、そこに正守が現れる。正守は今度の戦いでは暴走せずに指揮に従ってもらうと良守に忠告。良守は限との約束を守り、正守に従う事を受け入れる。ただし、良守は火黒だけは自分が倒すと正守に訴える。この後、良守は変な事があったと言って、絶界を発動した時の事を伝える。正守は何も知らず、カンだけで絶界を発動した良守に驚く。
 黒芒楼では、白が左金を部屋に呼び、出撃の準備ができているかを確認。左金は出撃の時が来たと察する。左金が部屋を出た後、物陰から紫遠が現れる。紫遠は信頼のない左金を烏森に行かせる事に疑問を持つ。すると、白は本当の目的を紫遠に明かす。白の真の狙いは烏森制圧ではなかった…。その頃、正守は黒芒楼の出撃が近いという報告を受ける。
 翌朝、良守は黒芒楼が攻めてくる事を時音に報告。時音は烏森を守れるのかと不安になる。繁守は家を守るため、烏森は正守に託す事に。そして夜、烏森学園に良守、時音、夜行の面々が集結する。この後、黒芒楼の動きを知らされた正守は、刃鳥に皆を集めるように指示。正守は決戦の時がきた事を告げ、皆の士気を高める。亜十羅は限の事を考え、怒りに燃える。そんな中、烏森学園の上空に暗雲と共に左金率いる妖軍団が現れる…。
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2007/11/12 放送
第四十二話「夜行の面々」

 良守、時音は烏森学園に現れた謎の集団に囲まれてしまう。特訓によってスピード、精度をアップさせた良守は飛び回る影を次々に包囲し、一気に滅却しようとするが、何者かに阻止される。そこに現れたのはムカデに乗った正守。謎の集団の正体は正守率いる夜行の面々だった。正守は夜行の本拠地を烏森に移して活動する事を良守に明かす。続けて、正守は夜行のメンバーが墨村家と雪村家の世話になる事を報告する。

 良守は個性的な夜行メンバーとの共同生活に戸惑い、自分のペースを崩されてしまう。一方、雪村家では、夜行の女性陣と子供たちが世話になっていた。羽鳥らは世話になる礼として大掃除を手伝い、静江は上機嫌になる。時音は亜十羅がいない事に気付き、羽鳥に居場所を訊ねる。羽鳥によれば、亜十羅は限が住んでいたアパートで暮らすという。
 この後、良守は気分転換に庭へ出るが、すでに轟(とどろき)、巻緒(まきお)、武光(たけみつ)らが体を動かしていた。良守は夜行メンバーの能力を目の当たりにして驚く。続いて、良守は道場へ移動するが、そこでは黄道(おうどう)らが瞑想をしていた。居場所のない良守は、夜行が家にいる期間を正守に質問。良守はペースを乱されると文句を言うが、正守は黒芒楼に1人で勝てるのかと良守を諭し、我慢して共同生活するように促す。
 夜、調子が狂いっぱなしの良守は斑尾と共に気合いを入れて烏森学園の警護に向かう。だが、烏森学園には、すでに夜行の面々、戸惑った表情の時音、白尾の姿。箱田(はこた)、巻緒は夜行メンバーが警護と実戦訓練を兼ねて順番に学園に来る事になったと良守に説明。正守の命令らしく、武光は補佐役として良守らを援護する事を強調する。良守はすっかりペースを崩され、ふて腐れる。その時、烏森学園に妖の龍蜂(りゅうばち)が出現する。
 時音は夜行メンバーと協力して戦う事に。そこに秀、閃、大がやってくる。3人は良守の実力を確かめに来たのだ。良守は自分の実力を夜行の面々に見せつけようとするが、時音、巻緒、武光、轟に龍蜂を倒されてしまう。後日、良守は限のアパート前を通り、亜十羅に声をかけられる。良守は亜十羅との会話で何かが吹っ切れる。この後、アパートを出た良守は尾行されている事に気付く。良守を尾行していたのは秀、閃、大の3人だった…。
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2007/11/05 放送
第四十一話「特訓の日々」

 良守は力を自分のものにするため、大好きなケーキ作りを封印する事を決意。この決断に利守が驚くと、良守は黒芒楼との戦いに備えて特訓する事を明かす。だが、良守は何をすれば良いのかわからないと告白。すると、利守は繁守に聞けば良いと意見を出す。利守は、黒芒楼が襲来した夜の繁守がどれだけすごかったかを良守に教える。すると、そこに繁守が現れる。だが、良守は繁守に助言を求めず、何をするかを自分で考える。

 良守は道場へ行き、火黒を倒すための修業方法を考えるが、良い案は思い浮かばない。すると、良守は近くにある山へ移動し、中腹にある寺へ続く階段を全力で駆け上がっていく。その時、顔見知りの和尚が良守に声をかけてくる。良守が悩んでいる事を明かすと、和尚は繁守も昔同じように悩んでいたと教える。この後、良守は裏山に移動し、がむしゃらに体を動かす。そんな良守の前にカラスの群れが現れる。
  良守はカラスを結界で囲もうとするが、逆にカラスの群れに攻撃を受ける。その時、良守は機敏なカラス相手の特訓を思いつく。良守は近くにいる全てのカラスを大きな結界の中に閉じ込めた後、カラスを1匹ずつ囲む特訓を開始。そして夕方、訓練を終えた良守はボロボロになって帰宅する。翌朝、良守は庭で特訓を行い、隣りの雪村家まで良守の叫び声は響く。時音は朝から特訓する良守に刺激を受け、自分も頑張ろうと気合いを入れる。
 良守は烏森学園に登校すると、すぐに爆睡する。昼休み、時音は良守に声をかける。良守はカラス相手に特訓している事を明かすが、はっきり言わなかったため、時音はゴキブリ相手の特訓と勘違い。時音はゴキブリ対策の必勝法を良守に教えた後、自分の勘違いに気付く。黒芒楼では、城が少しずつ崩壊し、白はその光景を心配そうに見つめる。火黒は烏森に行きたがるが、白はまだ出番ではないと許可を出さない。
良守はカラス相手の特訓を続ける。この後、ボロボロになった良守は掃除中の和尚と偶然会う。和尚の言葉からヒントを掴んだ良守は裏山に戻って特訓を再開し、何かを掴み始める。その夜、良守と時音は烏森学園を警護中に何者かの気配を察知。時音は結界術のスピードと精度をアップさせた良守に驚く。だが、良守らは謎の集団に包囲されてしまう…。
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