2007/04/23 放送
第二十話「不気味な監視者」

良守はクナイも白羽児(しらはご)の体の一部と気付き、クナイが戻ったところを丸ごと叩く作戦を考え、時音に協力を求める。そして、良守と時音は別々の方向に走り出して行動を開始、時音は白羽児の頭頂に三重結界を張って白羽児の動きを封じる。すると、良守は大結界を形成して白羽児の頭部を滅する。良守は白羽児が体を再生させる時に羽を全部集めて力を溜める事に気付き、その時を狙おうと時音に提案する。

そして、良守は再生を始めた白羽児を先ほどよりも巨大な大結界で囲む。だが、結界は不安定で滅するまでの力がなく、良守は多重結界で囲むように時音に指示。その時、時音は時子の助言を思い出す。時音は自分にできる事を考え、矢のような鋭い結界で白羽児を串刺しに。その隙に良守は安定した大結界を滅して白羽児を退治する。そんな中、校舎の屋上から戦いを観察していた監視者の顔の半分が溶け落ちる。監視者は時音が放った式神に姿を見られ、烏森から脱出しようとするが、良守に発見されてしまう。
白羽児の仲間と気付いた良守が声をかけると、監視者は猛スピードで逃げていく。この後、監視者は烏森学園から脱出して森の中へと逃げ込む。その後を追う良守は最大級の結界で森全体を覆う。窮地に追い込まれた監視者は白(びゃく)から与えられた新開発の増強剤を取り出し、それを飲み干す。すると監視者の腕はメキメキと巨大化。監視者は腕を渾身の力で振り回して結界を切り裂くと、良守に襲い掛かる。
監視者の壮絶な攻撃で辺りは土煙に覆われ、良守は相手を見失う。結局、良守は監視者を取り逃がすが、戦いでできたミステリーサークルに監視者の腕が落ちていた。烏森学園に戻った良守は時音と共に監視者が落としたサングラス、斑尾が見つけた妖、監視者の腕などの手がかりの品を確認。内側がからっぽの腕を調べた良守は監視者が人間ではないと確信する。この後、良守はうっかり問題を抱えている事を話してしまい、時音に問い詰められる。良守は烏森を永遠に封印するという野望を仕方なく告白。時音は1人で危険に飛び込もうとする良守を注意し、協力する事を約束する。だが、良守は時音が危ない目にあったら意味がないと考えていた…。
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2007/04/16 放送
第十九話「白き羽の襲撃者」

雪村家では、時音が道場で修業に励み、多重結界を張るコツを掴みかける。だが、時子は時音向きの技ではないと助言する。墨村家では、良守が道場に寝転びながら結界について考え、秘伝書の疑問点を見つけると繁守に矢継ぎ早に質問をぶつける。繁守は焦って結界の事を知ろうとする良守に対し、急がずに目の前の修行に励むように言葉をかける。

良守は烏森学園を警護中も結界の事を考え、斑尾に注意される。この後、良守は間時守が張っていた結界を再現しようと試みる。そこへやってきた時音は異様な気配を察して良守を心配する。だが、良守は子供扱いする時音に怒ってその場を離れてしまう。その頃、学園が見下ろせる丘には監視者の姿。監視者はこれから烏森に侵入する白羽児(しらはご)の一月(ひづき)、二月(ふづき)、三月(みづき)に作戦を伝える。
校庭の森を歩く良守に声をかける斑尾。斑尾は烏森の力を封印しようと考えている事を察し、危険がはらんでいるため、時音に内緒にしている事もお見通しだった。斑尾は無茶な事を考える良守をバカにしつつも応援する。この後、旋風と共に無数の白い羽が学園に舞い降りてくる。白羽児が侵入を開始したのだ。良守はすぐに一月を見つけて結界を放つが、取り逃がしてしまう。監視者は校舎の屋上からその様子を見物し、烏森や結界師のデータ収集を始める。時音は二月を結界で封じるが、二月は旋風の羽毛となって逃げていく。
良守は一度にではなく、少しずつ羽毛を封じる考えを思いつき、一部の羽毛を結界で囲む。一月は腕が元に戻らなくなるが、すぐに烏森の力によって腕を再生させる。この後、監視者が閃光弾を放つと、それを合図に一月、二月、土の中から現れた三月が反撃を開始する。良守は反撃を防ぎつつ一月の足を滅するが、またも足は再生してしまう。
この後、時音は二月を三重結界で囲んで滅する。すると、怒った一月と三月は合体して巨大な白い梟、白羽児に変化する。烏森で漲る力を手に入れた白羽児は良守、時音に鋭いクナイを放って攻撃を仕掛ける。時音は白尾と共に三重結界の中に入って防御するが凄まじい攻撃を受けて三重結界は消失。すると、良守は時音の周りに結界を張って危機を救う。良守は一部ではなく、丸ごと滅するしか方法はないと判断し、秘策を時音に持ち掛ける…。
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2007/03/12 放送
第十八話「末っ子利守の日々」

朝、利守と修史は町内の集まりに出掛ける繁守を見送る。その時、修史は小説の打ち合わせで出掛ける事を利守に伝える。この後、利守は登校中にガッチョこと三河島学(みかわじまがく)とコンタこと駒込太一(こまごめたいち)に声をかけられる。利守が宿題の話題を話すと、2人は宿題をやっていない事を明かす。そして、3人は三影山小学校へ。先生は宿題を忘れたガッチョとコンタに明日が期日の特別課題を命じる。

放課後、ガッチョとコンタは課題を手伝ってほしいと利守に頼む。利守は必死に頼む2人に根負けして手伝う事に。勉強する場所は2人の希望で利守の家に決まる。利守は怖い兄がいると説明し、大人しくする事を2人に約束させる。さらに良守の事を大袈裟に話して2人をビビらせる。この後、駄菓子を買い食いした3人は途中で時音と会う。時音は買い食いしたガッチョとコンタを注意。2人は時音の美しさに見惚れ、素直に反省する。
墨村家では、良守が泡立て器を片手にケーキを作っていた。帰宅した利守は怖い兄と説明した手前、ケーキを作る良守に落胆。ガッチョとコンタは拍子抜けしてしまう。この後、良守は修史が残したメモを発見。メモには夕飯を静江に頼んでおいた事、時音がその夕飯を持ってきてくれるかもしれない事が書かれていた。良守は上機嫌になり、勉強する3人にケーキを差し入れる。しかし、利守は勉強の邪魔をされて不機嫌になってしまう。
集中が切れたガッチョとコンタはお宅拝見と言って、屋敷の中を駆けずり回る。困った利守は結界術を使い、結界に激突した2人は昏倒してしまう。利守は友達に結界を使った事を反省して落ち込む。良守は兄として振る舞い、利守を慰め、気を失った2人も介抱する。この後、時音は夕飯のカレーを持って墨村家を訪ねる。時音は返事がないため、ドアを開けて薄暗い台所へ。そこで時音はゴキブリを見つけて絶叫し、駆けつけた良守たちの方にカレーをぶちまけてしまう。結局、良守と利守は出前を注文。今回の一件で、利守は良守を頼れる兄として少しだけ見直す…。
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2007/03/05 放送
第十七話「それは神の領域」

良守は無色沼の穴に飛び込み、ウロ様の寝床へ向かう。途中で気を失った良守はウロ様の空間で目を覚まし、手のひらの文字に気付く。神の領域では、訳がわからなくなって帰ってこられない人もいるため、左手には繁守がやるべき事を書き、右手には良守が忘れたくない事を書いていたのだ。この後、良守は豆蔵との会話で50年前に修復にやってきたのは繁守ではなく、時子だった事を知る。

その頃、無色沼の岸辺では、繁守が50年前を回想。繁守はつなぎ役として岸辺に残り、修復へ向かう時子を激励して送り出した当時を思い出す。ウロ様の空間では、もたつく良守に豆蔵が作業を促す。良守は神の領域で呪具を見つけると、修復に取り掛かり、以前よりも大きな寝床にして作業を終える。豆蔵は修復を終えた良守にすぐに帰れと命令。良守は虚空の穴に吸い込まれる感覚に襲われるが、聞きたい事があると言ってウロ様に近づく。
良守は帰れと命じる豆蔵を無視し、烏森の地についてウロ様に質問。良守が守りたい人のために知りたいと懇願すると、ウロ様は言葉少なに返答する。だが、人間が神の領域にいられる時間も限界に及び、豆蔵は良守をウロ様の空間へと投げ飛ばす。続いて、良守は緑の触手によって地上へ続く穴へと放り込まれる。そこで良守は訳がわからなくなり、手に書いた標を確認する。だが、良守は自分が誰なのかもわからなくなり、恐怖に怯える。
その時、良守は右腕に書いた時音の文字を見つけ、ハッと我に返る。そして、良守は繁守に穴から地上へ引き上げられて辛くも生還。時子はそんな2人を木の陰から見つめ、安堵の表情を浮かべる。夜、烏森学園を警護する時音は良守にウロ様の寝床の事を訊ねる。すると、良守は時音に助けられた事を思い出して赤面してしまう。翌日、ウロ様が現れた墨村家や烏森学園にコケや草、木が生えるなどの奇妙な現象が次々に起きていた…。
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2007/02/26 放送
第十六話「無色沼のウロ様」

自宅でケーキ作りに励む良守は、食器棚から皿を取ろうとして繁守が大事にする茶碗を割ってしまう。良守は間流修復術を思いつき、式神を使って茶碗をくっつけようとするがうまくできない。繁守はそんな良守に激怒し、烏森以外で修復術を使うなと厳しく注意する。別の日、烏森学園では、百合奈が塀の上にいるウロ様を見かける。この後、生徒たちの弁当のおかずがなくなる奇妙な現象が起こり、時音、良守も何者かの存在に気付く。

時音は中等部の異変を心配して廊下を覗き、百合奈とバッタリ会う。時音は霊感がある百合奈に変なモノを見たかと質問。百合奈はウロ様を見かけた塀へと時音を案内するが、既にそこには誰の姿もなかった。この後、良守はおかずを食べるウロ様を発見。良守はウロ様と側近の豆蔵に烏森から出て行けと忠告した後、昼寝してしまう。
夕方、豆蔵は目覚めた良守にウロ様が結界師を捜していた事を告げる。良守が自宅に案内すると、繁守はウロ様をご馳走で持て成す。その頃、雪村家でも時音と時子がウロ様の話題を話す。繁守によれば、ウロ様は烏森の土地神で、いつもは隣町の無色沼に棲んでいるという。ウロ様の寝床の調子が悪くなったら、修復術を使って直すのが結界師のしきたり。繁守も50年前に一度こなしたらしく、今回は良守に寝床を直すように命じる。
繁守の指示で、寝床直しは翌日決行する事に。この後、良守はウロ様にドーナツを振舞い、烏森について訊ねる。ウロ様は烏森の森について語り始めるが、話の途中で寝てしまう。夜、良守は烏森学園を警護しながらウロ様の言葉を思い出す。そこへやってきた時音は寝床直しを手伝うと申し出るが、良守は自分1人で片付けると申し出を断る。
  翌日、良守、繁守、ウロ様、豆蔵らは無色沼へ向けて出発。繁守が寝床直しのやり方を説明し、後は良守が1人でやる事に。良守は1人になったらウロ様から色々聞き出そうと内心思う。その頃、雪村家では無色沼の怖さを知る時子が良守の身を案じる。この後、無色沼の岸に到着すると、ウロ様が沼の水面に穴を開ける。良守らはその穴へ飛び込むが…。
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