ストーリー

6時限目
5月9日(土)
おもしろい景色

  銀杏学園に赴任した鑑は理事長の暦の企みにより、銀杏の怪物、七海と勝負する事に。鑑はサッカーゲームのソフトを七海に渡し、ゲームで勝負すると伝える。七海は2日間一睡もせずにゲームを特訓し、ゲーム1回分の体力しか残していなかった。鑑はフラフラの七海にこれからサッカーの試合で勝負すると告げる。鑑は最初からサッカーのゲーム(試合)で勝負するつもりだったのだ。騙された七海は汚いと鑑に激怒する。しかも鑑のチームは県大会ベスト4の実績を持つ銀杏のサッカー部。七海のチームは東神鳴高校の女子サッカー部だった。

  審判の暦は勝負の敗者は勝者の言う事を一生聞かなければならないというルールを確認後、試合開始のホイッスルを鳴らす。七海はいきなり強烈なタックルを鑑に食らわせ、鑑は吹っ飛ばされるが、鑑チームはルーズボールを拾うとパスを回し、あっという間に先制点を決める。この後も鑑は七海からショルダータックルを受けて吹き飛ばされるが、その隙に鑑チームは2点目を奪う。七海はチームメイトの女子たちから試合に参加してと注意される。鑑チームはもう1点加点し、前半は3対0で終了。ハーフタイム中、鑑は不貞腐れて試合放棄しようとする七海に気付き、更生させるための授業を開始する。

  鑑は七海の先輩である東神鳴高校の美奈子に七海が試合放棄しようとしているとメールを送信。そして鑑は途中でゲームを投げ出そうとする七海を挑発し、七海は挑発にのって後半にも出場すると決意する。後半が始まると、七海はゲームに参加しようとするが、サッカー初心者のために上手くボールを扱う事ができない。鑑チームは七海からボールを奪って立て続けにシュートを決め、5対0とリードを広げる。鑑は悔しさに顔を歪める七海を見て、そろそろ変身してみろと活躍する事を期待する。

  その時、授業を抜け出した美奈子が銀杏のグラウンドにやってくる。鑑は最高のタイミングで助っ人キャラの美奈子が登場した事にほくそ笑む。美奈子は普通にサッカーをやろうとするなと檄を飛ばし、特訓していたものは何だと問いかける。七海は徹夜してサッカーゲームをやり込んだ時の記憶が蘇ると、何かに閃いて不敵な笑みを浮かべる。そして、七海は「あとは全部、俺に任せろ!俺が逆転してやる!」とチームの女子たちに宣言。この後、七海チームの女子たちはDFラインでパスを回し出して…。

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