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♯11 「ヒットマンは誰だ!?3月15日(木) 夜23:58~

今週のゲスト

 警察署にやってきた田原美鈴(井森美幸)はストーカー被害を白石(田辺誠一)、赤木(田中圭)に相談。美鈴は家の木戸に何個も覗き穴を開けられたと訴える。その時、魚屋の女主人、村上ちあき(あめくみちこ)が射殺されたという一報が入り、黒川(板尾創路)は白石と共に現場の魚屋へ向かう。ちあきは胸を撃ち抜かれていたが、鑑識は貫通した銃弾が見つからないと黒川に報告。黒川は現場に居合わせた息子の太郎(長田成哉)から話を聞く事にする。

 ちあきは太郎が小学生校の時に離婚して魚屋を始めたという。ちあきが撃たれたのは買い付けた魚を太郎と一緒に積み下ろしていた時。太郎はちあきが倒れた時、銃声がしなかったと証言する。白石は発泡スチロールの中のイカが真っ赤な血に染まっている事に気付く。だが、イカの血は赤ではなく青。黒川は人間の血と判断し、鑑識にこの血を調べて欲しいと頼む。

 捜査についてきた美鈴は太郎とちあきが度々ケンカしていたと証言する。警察署に戻った黒川たちは、赤木(田中圭)からちあきが太郎を殴る場面を目撃したことがあったと明かす。ちあきはちゃきちゃきして明るい性格だが、ずばずばと発言し、すぐに手をあげる事があり、赤木の目には相手に自分の真意を伝えるのが下手なように映ったという。黒川は現場検証の時、魚屋の向かいの一軒家の2階から様子を窺う視線が注がれていたのが気になり、白石、緑谷と共に訪ねて話を聞きに向かう。

 向かいの一軒家を訪れる途中、黒川たちは魚屋の隣の家の木戸に、1.5センチ大の穴が5つ開いているのを発見。そこは美鈴の自宅だった。美鈴は、穴は一度に開けられたものではなく、1つ1つ増えていったと証言。黒川は犯人が試し撃ちした時にできた穴と考える。その時、美鈴はたまたま通りかかった神谷卓(阿南健治)を掴まえ、ストーカーだと騒ぎ出す。神谷は美鈴を相手にせずに行ってしまうが、美鈴は神谷が穴から家の中を覗いていた事があると訴える。

 この後、黒川たちは魚屋の向かいの一軒家を訪ね、そこに住む斉藤和子から話を聞く。2階は息子の良平の部屋らしく、和子はちあきが良平によく話しかけていたと証言。良平は反抗的な態度だったが、ちあきはひるまずに叱ったり励ましたりしていたという。黒川たちは良平の部屋を訪ね、良平がモデルガンを収集している事が判明。白石が犯行を疑うと、良平はちあきがうっとうしかったと認めつつも撃ってないと主張する。

 黒川は一番威力があるモデルガンを警察署に持ち帰り、美鈴の家の木戸を撃ち抜く威力があるかを確かめる。だが、モデルガンの弾では木を撃ち抜く事はできなかった。赤木は美鈴の家に撃ち込まれた銃弾の跡の調査結果を黒川に報告。銃弾は回転して対象物を撃ち抜くが、木戸の穴にはその回転の跡が見られなかったという。黒川は犯人がちあきを射殺したのは銃弾ではないと推理し、その答えが事件を解決するカギになると考えていた…。

デカ黒川鈴木

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