事件ファイル

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2017年4月15日(土)放送

第855話 「消えた黒帯の謎」

 コナンと園子は京極真が稽古をする大阪の道場にやってくる。その頃、蘭は元太、歩美、光彦を連れてUSJで遊んでいた。1人は心細い園子がコナンだけ道場に連れて来たのだ。館長の天神流空手八代目当主、高見達人は京極の恩人だった。この後、少年部の稽古が始まり、浅井と松本が指導にあたる。高見は子供たちの準備体操を見ながら、子供たちの成長に驚かされるという話題を話し始める。

 柔軟運動が苦手だった角田弘樹は足を開いて床に胸をつけられるくらい体が柔らかくなり、今は少年部のリーダー的存在にまで成長。体は大きいが気が小さく、本番では実力を発揮できなかった川口克人は先日の審査で少年部の初段に合格し、黒帯を締められるように。小橋法雄はランニングが苦手だったが、今では余裕で完走できるようになったという。話を聞いた京極は指導の賜物だと高見に伝える。

 体操の後、小橋はお腹が痛いと稽古を早退。残りの子供10人は基本稽古を始める。道場の一角にはガラス張りの展示コーナーがあり、高見や弟子たちが獲得したトロフィーやメダルが飾られていた。展示コーナーの中は密閉状態。2.5メートルくらいの位置に小窓があり、正面の開閉式の扉には錠前がかかっていた。コナンは棚の一番上にある黒帯に注目。それは歴代の館長が代々締めている黒帯だった。

 園子は有名な天神流の道場なのに寂れている事を不思議に思う。道場の壁はボロボロで、窓もガタガタだった。コナンはスマホで検索して道場が寂れた理由を探る。高見が館長になってから稽古が厳しくなり、生徒が減ってしまったのだ。しかも子供たちからはお金は取らず、借金するほど経営は苦しい状態になっているという。相対稽古の後、浅井と松本は子供たちを連れて外へランニングに行く。

 そこに梶芳銀次が巨漢の男2人を連れて現れる。梶芳は契約書のサインをもらいに来たという。高見はこの道場を閉めて売ろうと考えていたのだ。高見は少し待ってほしいと頼み、梶芳はしぶしぶ帰っていく。高見は道場から事務室へ移動し、京極、コナン、園子も追いかける。京極が道場を売る気か確認すると、高見は道場を閉めるつもりだと告白。高見は道場を売って借金を返済するつもりだった。この後、京極は何かの気配を感じて道場へ向かう。その直後、何かが割れるものすごい音が聞こえてくる。

 コナン、園子、高見が道場に行くと、展示コーナーのガラスが叩き割られていて、京極は拳を握りしめて立っていた。そこにランニングを終えた浅井、松本、子供たちが帰ってくる。浅井は黒帯がない事に気付き、高見は黒帯を盗ったのかと京極に確認。すると京極は道場を閉めるという話の撤回を要求。そして、京極は高見に試合を申し込み、自分が勝ったら道場を続け、高見が勝ったら黒帯を返すと伝える。高見は京極の提案を受け入れて2人は戦う事に。コナンは京極ではない真犯人がいる事に気付いて…。