事件ファイル

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2017年2月18日(土)放送

第850話 「婚姻届のパスワード(後編)」

 将棋の王将戦のニュースを見て、羽田が棋士だった事を初めて知った警視庁交通部の由美。数年前、羽田は7つ揃うまで開けないで欲しいと封筒を由美に渡し、将棋の7大タイトルを揃えたのだ。佐藤刑事は封筒の中身を婚姻届と推測。今朝、由美は封筒を挟んだ雑誌をゴミ捨て場に出していたが、資源ゴミの収集日ではなく、管理人の八塚が雑誌の束を由美の部屋の前に戻していた。だが、封筒を挟んだ雑誌はなく、コナンと由美たちは八塚に話を聞く事に。八塚は封筒の中の婚姻届の在処を知っていた。

 現在、王将戦の真っただ中の羽田は劣勢。婚姻届の夫の職業欄には「棋士、七冠王」と書かれていて、羽田が敗れてタイトルを落とせば婚姻届は無効になる恐れもあった。羽田は婚姻届を渡した由美からの返事がないため、将棋に集中できず、1時間後の昼食休憩の時に由美が婚姻届を持って会いに行かなければ敗れる可能性が高かった。

 八塚はノートパソコンに8ケタの数字のパスワードを仕掛けていて、元太はゴミ箱から暗号が書かれた紙を発見。この暗号を解いて8ケタの数字を入力すれば、封筒の在処を知る事ができるのだ。コナンたちは暗号を解読しようとするが、暗号は数字か文字か図形かもわからないほど難解だった。コナンは1枚では成立しない暗号かもしれないと考え、皆ともう1枚の暗号を探す事に。

 将棋好きの八塚は羽田の大ファン。八塚は羽田と由美の交際を快く思っていなかったが、由美と佐藤の会話を聞いて、由美は羽田に合っていると思い始める。歩美、元太、光彦は探すのに飽きて回り将棋をやり出す。この後、灰原は部屋が寒いと訴え、コナンは暖房をつけてと八塚に頼む。八塚はエアコンが壊れていると謝るが、最初に来た時、部屋は暖かく、コナンは八塚がウソをついていると考える。

 コナンは暗号を写メで撮影して見ていたため、わからなかったが、由美は暗号の紙が直書ではなくコピーだと気付く。コピーには手間がかかるため、コナンはコピーせざるを得ない理由があったと推理。由美が暗号がわからずにヒントを要求すると、八塚は羽田と夫婦(めおと)になり、添い遂げる気構えがあれば、暗号はすぐに解けると言い放つ。コナンは夫婦という言葉が引っ掛かる。さらにコナンは光彦たちの会話を聞いて、暗号がコピーされた理由、ゴミ箱の中にあった理由に気付く。コナンはこれをヒントにして暗号の紙を折る。すると、文字が浮かび上がり、由美はその文字を見て8ケタのパスワードをパソコンに入力するが…。