事件ファイル

事件ファイル
2016年9月17日(土)放送

第832話 「ゾンビが囲む別荘(後編)」

 コナンと平次はゾンビ映画のロケ地の貸し別荘で絶命したプロデューサーの原脇崇を発見。スマホには原脇が青酸カリを飲む動画が残っていた。この後、蘭と和葉が部屋で首から血を流して絶命したカメラマンの江尻恭子を発見する。スマホには恭子がゾンビのような原脇に首を噛まれる動画が残っていて、部屋からは原脇の遺体が消えていた。この部屋は8年前に承治が消えた後、遺体となって発見された部屋だった。8年前、承治の遺体を発見したのは女優の河端理亜、カメラマンの江尻恭子。照明の倍賞織江は遺体を見つけた理亜が腰を抜かしたと当時を振り返る。音響の二宮雅八は8年前、機材を運ぶ台車も消えた事を思い出す。映画監督の内東徹人も弟の承治に貸した台車が返ってこなかったと証言する。

 この後、エキストラのオーディション参加者が群馬県警の山村警部たちを別荘に連れてくる。コナンたちは山村に状況を説明。山村は原脇がゾンビになって恭子を襲ったと考え、コナンと平次は呆れ果てる。そして、山村は原脇がエキストラのゾンビたちに紛れて逃げたと推理する。この後、理亜は8年前に撮った映画の映像を誰も見ていない事を平次に教える。平次はその映画での原脇、恭子の役柄を皆に確認。理亜はゾンビになった原脇が恭子を襲おうとするが、元恋人だから襲わないという設定だと説明する。だが、織江はその設定はボツになったシナリオだと反論。皆の記憶は曖昧で、意見は分かれる。

 コナンは8年前の映画の映像データは本当にないのかと再度訊ね、雅八は原脇がタブレットに入れていると話していた事を明かす。コナンと平次は洋服ダンスを調べ、原脇のジャケットの内ポケットからミニタブレットを見つけ出す。だが、タブレットのデータは全て消されていた。織江は8年前の映画撮影の時に写した写真ならあるとコナンたちにスマホを見せる。それは全員の集合写真だった。コナンは恭子が着ているEマークのTシャツに注目。理亜、織江は恭子がこのTシャツを色違いで何枚も持っていたと教え、平次は殺害された時、恭子がトップスを脱いでいた理由を考える。

 和葉はトイレ休憩の時、おかしな事があった事を思い出す。先にトイレに行った蘭はトイレットペーパーの予備が1つしかないと言っていたが、和葉が入ると予備は1つもなかったという。和葉はその後、もう1度トイレに行くと予備が1つ復活していたと明かす。コナンと平次はトイレットペーパーをどのように使ったか見当をつけていた。この後、山村が洋服ダンスの扉を持った時、手にしていた数珠の糸が切れ、数珠が周りに散乱する。不思議な事に洋服ダンスの上の引き出しに落ちた数珠が下の引き出しから出てくる。それを見たコナンと平次は犯人のトリックを見破り、誰が原脇と恭子を殺害したかに気付く…。